トレーニングの期分け
アスリートのトレーニングには期分けという概念がある。
オフシーズンは筋肉を付けまくるトレーニングをする。
試合直前はSMCDを改善するようなトレーニングをするとか。
それをここまでにはこのぐらいになっている!という目標から逆算していく。
物凄く単純に言うとそれを中長期でみるそんなイメージ
最初4回戦は4勝するとB級になって、B級からA級になるには2勝すればいい。
という風になっている、では、今C級の自分がA級になるには何の能力が足りない?何があったらA級になれる。という風に考える事が大事。
その為にはまずB級にならないといけない、ではB級になるには何が必要か?まず一つ絶対条件は4戦する事、そして4勝する事。
4勝するには4勝したことある人(ランカーとかチャンピオンがいればよりいい)に「今強くなるために必要な事」ではなく、「当時強くなるためにしたこと」を聞く事が大事。
相手の人もいきなりそこからスタートしたわけではないので、当時の階段の登り方を聞いた方が自分だったらこれが足りないな。という課題の洗い出しが出来る。
例えば先輩から「俺はディフェンスが下手だったからディフェンスの練習を沢山したよ、そしたら元々パンチ力なかったけどKOの連続だった」というアドバイスをもらったなら、どのぐらいディフェンスが出来なかったのが、どのぐらい改善したのか?ディフェンスができたらなぜKOが築けるようになるのか?
そんな風に質問したときに必要な要素が纏まってくる
①ガードできて、パンチをもらわない能力
②コンビネーションがすぐ出来る能力
③コンビネーションを当てる能力
とかに分けられたら、それに必要な練習は何だろう?と考える
①スパーで徹底的にブロッキングの練習
②マスなどでカードしつつもいつでも手を出す練習
③パンチングボール
とか、そんな風に自分がやってみた方が良い事、やってみる。
もしくはその聞いた先輩はどんな練習をしていたのか?どうやってうまくなったのか?を聞いてみて実行をしてみる。
これらをいつまでに?どのぐらい出来るようになればいいのか?を逆算して考える。
ちなみに、これが出来るようになったらこれ、こんどそれが出来るようになったらこんどこれ。という考えを積み上げ式という。
目標達成にはこの積み上げ式よりは、逆算式の方が良いと言われている。
本当はこういうのを考えてめちゃくちゃリザルトが溜まる仕事がトレーナーという仕事。
しかし、トレーナーに恵まれている選手もいれば、恵まれない選手もいる。
そんな時環境のせいではなく自分で考えられるようになると、強くなるスピードは計り知れないだろうな。と、現役当時の自分に伝えたい。
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