大量発生のキモい物が見たくなる時期(閲覧注意)
東京ソラマチのキモい展2というのに行った
のっけから「うわ、、、、」という声が漏れてしまう程に。。。
たまーにこういうグロテスクなのが見たくなってしまう。
なかなかの大量発生。
僕は地元が長野だが、東京に来てからの方が圧倒的に虫と戯れる事が多くなった。何回も大量発生系の事が家で起きているのだが大きなイベントは3回
1、米虫大量発生
上京して一番最初のアパートだった。
夏の暑い日に「なんか蛾がうざいな、、、」と思って殺虫剤でやっつけていた時に「あれ?やたらさっきから多くね?」と思い、一回壁に背中を張り付けて部屋を全体的に客観視してみた。
そしたら、ここにも、ここにも、こんなところにも小さな蛾が。
「死ねーーー!!!」
と、その場を駆逐した。
数日後、米を食べようと思って実家から送られてきた、カンカンに入ったコメの蓋をあけた。
その時に驚愕、まず米が真っ赤なのだ、そしてどうみても動いている。。。。
米虫の卵と幼虫だ、そして、缶の蓋の裏側にはびっちりと蛾が張り付いていた。。。
俺はそっと蓋をし直したが、本当に貧乏で明日どうやって生きるか?を悩んでいた時期だったので、そんな米も2回ほど食べてみた、コメの中に幼虫が紛れ込んでいたが構わず食べた。
2、シロアリ大量発生
老朽の進んだアパートで2年後に立て直すのが前提だから、かなり安く家賃してもらっていた。
ある日朝っぱらから、やたらと羽アリが歩いていた、それは廊下(風呂場に近づけば近づくほど)に多くいた。
「なんでこんなにいるんだろ、、、??」
ぐらいに思っていた。
夏で、更にはエアコンの無い部屋だったので暑くて当時は、日中でも水でシャワーをよく浴びていた。
いつも通り昼間にシャワーを浴びようとに風呂場の扉を開けた。
そしたら、正面に外が見えるガラス扉があり、そのふちが木製なのだが、そこに先ほど多いな、、、と感じた羽アリが大量にいた。
しかし、この時点でもっと大変な物が視界に入っている。
扉を開けた左側に大きな風呂場を支えているであろう木の柱があるのだが、その柱が動いているのが視界に入っているのが分かっていた。
柱に視線を向けて分かった、おびただしい量の羽アリがギチギチに柱にいるのだ。
風呂場の扉を閉めたら下の部分から廊下に出ようとしている羽アリが多かったので急いで殺虫剤で追っ払う。
風呂場の扉を殺虫剤の口が向けられるギリギリあけてそこから一気に殺虫剤を流し込んで『バタン!』と扉を閉めた。
そうすると、ありえないのだが、あの量になると分かる。
羽アリが死んで床にポトポトと果てる音が聞こえる。
全滅させたあとの風呂場は排水溝が詰まって流れない程の死骸で床一面覆いつくされていた。
3、大量の黒
富士山に毎年登っていた、山頂では暖かい飲み物が重宝されて、僕は自ら甘茶を作る為に角砂糖を買っていた。使った角砂糖はチャック式の蓋は出来ずに適当に折りたたんでしまっておいた。
何週間後、1Kの間取りで、帰宅後玄関を開けたキッチンに毎日巨大な黒いゴキブリが出るようになり、電気ゴキブリが出迎えてくれる日々だった。
本当に毎日でゴキブリの気配になれてきてそのうち電気をつける前の真っ暗な状態でも「ああ、いるな」と分かるようになってきた。
電気をつけると放射状に3匹逃げる日もあった。
ゴキブリ多いなぁ、やだなぁ、と思っていたぐらいだった。
ある日、黒い小さなアリが行列を作っていることに気が付いた、それをたどっていくと壁を登り、棚の上に。
そこで初めて気づいた角砂糖の存在。
そこにあったのは白い角砂糖ではもはやなかった。
おびただし量のアリと、蜜を吸うカブトムシかのように集まっているゴキブリだった。真っ黒い透明な袋。
そんな経験があったせいか、たまにこういう大量発生の気持ち悪いものを見たくなる。
なかなかの変態ですね。と言われたがみんなそんな趣味が誰しもあると思っている。