ワーママの転職活動 その3
こんちには、moepiです。
私は、今年の3月に正社員を退職し、7月末から転職活動をしています。
前回に引き続き、就職活動のこれまでについてを記し、少しでも同じようなキャリアチェンジを考えている方の参考になれば嬉しいです。
苦しんだ前半戦
保育園の利用継続のため、2ヶ月以内に
次の就職先を見つけないといけないのですが、
子供達の体調不良や、自分の転職の軸も曖昧で、
最初の1ヶ月は、思うような就職活動ができませんでした・・・
スクールのキャリア担当者から、
目標30社と伝えられていたこともあり、まずは場数を踏むため、
目先の条件(勤務地や労働時間、給与など)にとらわれて
転職サイトで見つけた会社をリストアップしたり、
転職サイトでスカウトされた企業にエントリーしてみました。
しかし、志望理由が定まらないまま応募した会社は
すべて一次面接で落とされていまいました。
転職エージェントの方には、育児中の方の転職は難しいと言われ、
都内通勤圏外の私が働けそうな企業は少なく、
妥協のリストアップが続き、
私が本当に優先して実現したいことは、エンジニアになることなのか、
子育てと両立して働くことなのか、
はたまた社会貢献なのか、全く分からなくなってしまいました。
そんなこんなでお盆になり、ほとんどの企業が休みで、
保育園もお休みするようお願いされたため、
必然的に転職活動を中断することとなり、
一旦、お盆中は苦しいだけの就活から離れて
ボロボロになったメンタルを回復させることにしました。
心の休息
お盆中は、ヨガや、瞑想を取り入れて、
狭く凝り固まった思考や視野を改善し、
マインドフルネス(私的には宇宙レベルで物事を捉えること)
な状態になることを心がけて過ごしました。
実家のご先祖様にお線香をあげに行きました。
山奥の川で、水が流れゆく音を聞いたり、
何冊か、自己啓発の本を読みました。
4年ぶりに最も大切な友人にも会いに行きました。
その中で、分かったことは、
「自分で自分の首を絞めて、息を詰まらせていた」
ということ、です。
また、転職活動ってこんなに孤独なのかと、心底思い知らされました。
だから就職活動には伴走者が必要なのか、とも気づきました。
保育園の再確認
9月に入り、まだ就職先が決まっていない中、行政から、書類の提出及び退園期日の通知が届きました。
求職期間は2ヶ月ありますが、実際のところ、遅くても1ヶ月ちょっとで就職先を決めて、就業証明書を2週間以内に提出しないと、2ヶ月経過後に退園になりますよという内容でした。
えええ・・・
実質、約1ヶ月で内定もらわないと間に合わないという現実。
もし2ヶ月以内に内定はもらえたとしても、実際の入社は1ヶ月先だったりすると思います。その場合のことを行政に聞いてみました。
すると、
なんと・・・・
待って、前月の10日までって、もし、9月末に内定もらえたとしても、一旦退園で10日間で会社に書類書いてもらって、入園申請しないと11月から仕事ってなっても保育園預けられないってこと?
しかも違う保育園になったら、慣らし保育からスタートするそう。
我が家は引っ越しのためすでに2箇所目の保育園。
子供達に転園に伴う精神的な負担をかけることだけは避けたい・・・・
電話しながら言葉を失いそうになりました・・・・
続けていれば必ず見つかる
一方、就活自体は、お盆明けに再開して、
スクール同期以降のみんなが就活を始めたのでやり取りが増え、
だんだん気持ちも楽に転職活動ができるようになりました。
また、ひと足さきに転職活動を終えたスクールの先輩とも
繋がれるようになり、たくさんの実体験に基づく
アドバイスをいただくことができました。
本当にその先輩の言葉の通りで、
汗だくで証明写真を撮りに行ったり、
オンライン説明会に看病中の子供が途中で入ってきてしまったり、
面接中、自己紹介スライドのサイズが重すぎて
途中でzoomが落ちてしまったり、、、
数々の失敗を重ねてきましたが、
なんと、お盆前に書類を送っていたIT企業に
内定をいただくことができました。
大変、大変有り難く、身の引き締まる思いです。
そして保育園も継続利用ができそうです。
本当に、本当に良かった。
まとめ
初めての転職活動、大変なことばかりでした。
何度心が折れそうになったことか。
途中、道を逸れそうになったことも・・・
2ヶ月の転職活動でしたが
私なりの転職に大切な心構えというか、
おすすめの取り組み方をまとめてみました。
転職には伴走者や同じ境遇の仲間がいるといい
→キャリアコーチや就活コミュニティの利用、転職経験者とのつながり
転職には逃げ道も必要
→メンタルを良好に保つため、保険をかける
(在職中に就活する、職業訓練も考えておくなど)転職は自分と向き合う時間である
→貴重で有難い時間と思えるメンタルが最強
未経験の場合は、貢献意欲が重要
→どれだけその環境に耐え、貢献していける人材かがみられている求職のための保育認定期間2ヶ月での転職は本当にしんどい!
→せめて3ヶ月、または在職中の転職がおすすめ
あきらめずに、走り続けること
→結果は行動量に比例・直結する!
ワーママの就活ってとても孤独だなって思いました。
家族のために、 ”働き方を変えたい、もっと生活を良くしたい”
という思いで転職される方が多いと思います。
でも、行政からは、
「一定期間で就職できなければ退園してください」
ときっぱり言われたり、エージェントからは、
「ママにはスーパのレジなどのパートアルバイトをおすすめしてる」
と言われたり。さらに私は、
両親や義両親からの就職(正社員)へのプレッシャー
も、かなりの負担でした。
決して楽がしたくて仕事を辞めたわけじゃないのに、
なぜこんなに重石をかけてくるのかと泣いて泣いて泣いた日もありました。
多くのプレッシャーを抱えて、たった一人、
出口の見えないトンネルの中をずっと歩いているような感覚で、
不安に押しつぶされそうになりました。
しかし、その長く暗いトンネルは、私自身の弱い部分や、
目先に囚われた状況の中、本当に必要なものは何かに気づかされる時間
でもありました。この期間がなければ取り入れなかった習慣や
価値観を手に入れることができました。
だから、大丈夫。
立ち止まらずに続けれいれば、きっとあなたに合った会社や
働き方を見つけることができるはずです。
あなたの心が晴れるような未来が来ることを心から願っています。
少し長くなってしまいましたが、
同じような状況の方、また同じように人生を大きく一歩踏み出したい方の
参考になればと思っています。
子育ての先に自分の夢を描ける社会になりますように。
また書きます・・・👋🏻