424(yonishi)感想 【2024春M3】
XFD
01. from 424
物語のはじまりはじまりといったような
本の表紙をめくるようなドキドキとワクワク
歌詞の「丁寧に封をして
君の元へそっと差し出した」は
まさしく聞いてる自分自身への贈り物
ものすごくシンプルで、ものすごくストレートに伝わる歌詞
「聴こえる?ギターの音が」の後にギターが入って来るのとかもシンプルで刺さる演出で自分は大好きだ
02. 流線型のスピードで
爽やかに駆け抜けるロックで手を引っ張られるような感覚
ボーカルの明るく楽しい雰囲気に自分までも楽しくなれる
とにかく勢いがある一曲
ちょっと落ち込んだ時とか失敗した時に聞きたい
特に好きなポイント
「不意に音にしたメッセージ」
「Free! 創造の靴で突っ走れ」
「予感さえ突き抜けて 世界が変わる」
難しいことを考えずに前を見れるような良さがあった
from 424「聴こえる?ギターの音が」の流れでギターから入るのはこだわってるなと思った
03. DREAM TAIL
疲れてても思わず駆け出したくなるような一曲
「流線型のスピードで」の勢いにさらに上乗せするような
表現になって熱いメッセージが心を打つ
がむしゃらに頑張ってる時に聞きたい
特に好きなポイント
「選べたはずの現在を惜しむより選べる未来を見据えろ」
「単純なこと keep on going」
「誰かを妬み嫉み過ごすより 僕が進んだほうがいいよね」
ずっと背中を押し続けられてるような良さがあった
全力って当たり前に出来てるようで実は出来てない
まだまだ君の全力はこんなもんじゃないって言われるような感覚がした
04. 東京発夢列車
前曲の勢いが落ち着いたかと思ったらリズミカルで気づいたら口ずさんでて自分でも驚いた一曲
頑張った一日の終わりから明日へ向かう瞬間に聞きたい(なんじゃそりゃ)
意味も無く駆け出す夜のカードライブとか何かイベントの帰りに聞きたい
特に好きなポイント
「寝台特急なんてない 眠らなくていいから 今すぐ行こう」
「生意気な態度だけ取って 本音はどこにも言えない」
「明け方には夢が潰える 夜よこのまま終わらないで」
非日常から日常に戻る名残惜しさと寂しさがある時に「また行こう」と思わせる曲だった
何でもある東京へ行くのでは無くて東京以外に行くのも良い表現だと思った
05. 夕景と足跡
やっと来たぜバラード(?)聞いてる時にタイトルが良いなぁと思わせた
真っ直ぐ駆け抜けた後にふと見る夕焼けって何処か綺麗に見える景色が綺麗に表現出来ててめっちゃ良かった
夕焼けってこんな綺麗だったっけ…と誰もは一度思ったことがある感情を思い出させる
特に好きなポイント
「街も空も紅く染める陽はまるで 僕らを包むようだと」
「靴の底もすり減ったね 随分」
「ふっと思う度に 涙がこぼれそうだよ」
一度立ち止まってみることも大事なんだと思わせる曲だった
周りの環境や人たちも自分を支えてくれる存在なのを改めるのも大事だと感じた
06. 六弦の先の未来
何気ない日常でも少しずつ前へ進んでる一曲で一日一日が大事なのを実感させられる それと同時になりたい自分の為に頑張ろうと思わせる
特に好きなポイント
「過去の僕を消すことはできないよ」
「擦り減らしたフレットと心の分だけ 目的地までの距離は縮まっている」
「それを乗り越えた先にあるのが
選びたい未来だろう」
歌詞の言葉選びが結構好きな一曲
煌びやかな周りと自分を比べて荒んだり落ち込むときに聞いても良かった
歌詞にもあるけど「目的地までの距離は縮まっている」これは目標の為に辛いことも頑張れる曲
夕景と足跡で休んだ後に「Good morning」から始まるの好き
07. 狼少女
六弦の先の未来まで励ましとか気分上げる曲ばかりだったのでいきなり展開変わってここがちょっと休める(?)ポイントなのかもしれない
爽快王道ロックだけでなくこういうダークなストーリーのある曲もあるのかと驚かされた
特に好きなポイント
「あなたの喉笛にこの牙突き立てる」
「あなたの唇にこの息吹きかける」
「嘘も方便 私ならずっと騙し続けられるでしょ」
ロックを残しつつもボーカルのセンスが光る曲だった
あえて作編曲を大きく変化させないことでまとまりのある曲に仕上がってる
個人的にこの曲は高めな音のブレスが入ってるのがお気に入り
08. フロムナウ
カッコよすぎて「流線型のスピードで」で感じた衝撃とはまた違ったものを受けた 限界までカッコイイを突き詰めた曲
作詞作曲編曲全てが肩を並べて限界の表現されてて最高だった
どんな瞬間でも本気にさせてくれる!!
特に好きなポイント
「僕の人生の決定権は誰にも譲れない」
「僕自身が決めたなら始められる」
「最初からやり直して歩き出してみようか」
自分の決めたことだから自分が何もかも背負って進む
始めたその瞬間から君は変われるんだ
当たり前なんだけど気づかさせてくれる感情を熱く歌ってるこれが「yonishiのロック」って表現で心が滾る
yonishiで一番好きな曲!!!!
09. 月が消えた夜
心地の良いメロディに身を任せてみたくなる
酒と思いふける夜に聞きたい曲
間奏のギターが刺さる良い演出だった
特に好きなポイント
「闇に心が溶けてゆく」
「好きな歌はどれも流れない」
「月が消えて 時計は止まって」
月を違うものに例えて聞いてみるのも面白かった
どうでもいいけどこの曲で寝落ちしたのは気持ち良かった
10. 星に願うよ
綺麗なラブソングでこっちまでドキドキさせられる
夏の夜空に花火、一粒一粒が星に連想されて綺麗でこんな青春を送りたかったと思わせる曲だった…………………
特に好きなポイント
「全力で抱きしめていればいいんだ」
「お互いを照らし合える存在でいたい」
「幸せな時間をもっと 星に願ったんだ」
この曲サビも良いけどAメロの歌詞が好きぃ~~~
ストーリーの運び方が絶妙でドギマギさせられた
11. 僕たちの青
青春エンディング感MAXでこれはもう卒業ソング
今まで過ごしてきた日々との別れ、寂しさありつつもその先へ踏み出す景色が容易に見えてくる
特に好きなポイント
「バイバイの先で会おう」
「鮮やかにも鈍くも光るようなもので」
「他の何も重ねられない色で」
イントロからAメロがとても好きでサビに移った瞬間に叫びたくなるほど感傷的にさせられた
作詞がとてもよくみんなこんな青春を過ごしたよね…って思わせた
ラストで聞くに最高の一曲だった
久しぶりに友人に連絡でもしてみるか…と思わせた
12. to you
from 424のから「それじゃあ またあとで」をここで回収されてる
この曲を聞いた時にあぁ…終わっちゃったと思った
歌詞の「ありがとうそしてさようなら またね」で「さようなら」でずっと別れるのかと思ったけど「またね」が入るのが非常に好き
「また次の元へ旅立つ」の歌詞が非常に良かった…エモい
感想
正直とんでもねぇサークルがM3に参加してきたなぁ!!の気持ち
同人音楽では少なくなり始めた王道なロックと
「流行る流行らないじゃない、これがやりたいんだ!」って感情が爆発してるCD
ジャケはノーコピーライトガールと費用を抑えつつデザインもシンプルにしてて綺麗に融合してたね
同人音楽でのジャケットで著作権フリーはあんまり見かけないので抑えるところは抑えて本質である「音楽で勝負」してると感じさせると同時にサークルの顔まで見えるような雰囲気があった
今少ないのよ….そんな音で勝負してるサークル
自分はカッコいい曲が好き(結構曖昧)だからどの曲も好きだし12曲とボリュームがあるのに疾走感があって一気に聞けてしまった…その後はループ。
カッコいい曲多めだから疲れるなんてことも無く曲順にもこだわりが感じられる
自分が特に好きなのは
「流線型のスピードで」が流れた時の衝撃
「東京発夢列車」の前曲の余韻を残しつつしっかり主張出来てるリズミカルな曲
「フロムナウ」の一気に盛り上げる雰囲気
一番を聞かれたら「フロムナウ」かな
XFDを聞いた時にこれは買わないと一生後悔するかもしれん!と思わせるほど惚れたしM3現地で無くなったらヤバいと思って焦って午前に買いに行ったもんね(笑業界の何人かがM3で買ってたのも納得のクオリティだったもんな
サークル名「yonishi」
CDタイトル「424」
CD予約開始日2024年4月24日
徹底してるなぁ…そういう面白いことしてるとこっちも楽しなっちゃうよね
自分は当然4月24日に予約した
一言
これは間違いなく「ストレート」かな
全部の楽曲が何を伝えたいのかとにかくシンプルで真っ直ぐに感じれる
作詞作曲編曲と王道ながらも今の時代に合わせたサウンドで最高なんよ!!
作詞は特にダイレクトに感じやすい
現地でちょっとだけお話したけど本当に音楽が好きなんだなぁと思わせるほどの熱意が感じられた
正直今後に期待が高まるサークルで注目したいと思ってる…と言うか
追っかけたいよね
このCDも最高だったけど2023年始動もあってかまだまだ伸びしろも感じさせるサークルでとんでもねぇユニットがM3に飛び込んできたなぁ
次も機会があったらM3に参加してくれぇえええええ!!!!
個人的に歌詞を誰でも見れるように
noteで記事になってるのもありがたいポイント