合格体験記&対策 | 留学なしでTOPIKで6級に一発合格
まずは力試し
私は面倒くさがり且つコツコツタイプではないので割とギリギリになってから対策を始めました。効率よく合格するためにも、自分の実力(得意・苦手分野)と問題傾向を知るために一度쓰기(作文)以外の問題を解いてみました。
過去問はどの回でもどこのサイト・本に載っているもので大丈夫ですが、国立国際教育院のサイト[STUDY TOPIK > TOPIK기출문제 – TOPIK 한국어능력시험]でまずは解きました。
こちらのサイトは、画面上で選択肢を選んでいく方法なので印刷をしなくて済みます。うれしー!開始と同時にタイマーで時間計測、リスニングでは勝手に音声が流れ、採点まで全て自動で行なってくれるのでとっても便利です!
結果から自分に合った解き方を決める
読解(쓰기): 時間配分と速読を心がける
なんだか大学受験みたいですが、一言一句意味を日本語で理解する必要はなく、合格用の解き方「答えの選択肢だけわかれば良い」と思って私はかなり割り切ってました。
設問文を先読みする
論理展開の手がかり(逆説や対比の副詞、具体例)に印をつける
丁寧に読むところと、軽くサラッと読むところを見分ける
時間配分や解く順番については人によって異なるので一概には言えませんが、私は速読が得意なので長文から解いて、文法問題に時間を割いていました。読解全体で70分の試験ですが、本番では45-50分で終えられるようなスピード感で解きました。
リスニング(듣기): 選択肢を先読み
リスニングが始まると問題の解き方などご丁寧に説明の音声が流れるのですが、この時間を使ってどんどん先の問題の選択肢を読み込んでいきます。いくら聞き取れても、選択肢を読むのに時間がかかってつまづくと失点の元になります。
特に最初の会話分は6級を目指す人にとっては簡単なレベルだと思いますので、1回で理解して2回目が流れている時には次の次の問題を読むようにすると余裕が持てていいと思います。
目標を設定
TOPIK6級は、300点中230点が合格ラインです。作文は難しいとよく耳にしていたので、余裕を持って合格できるよう読解と聞き取りで9割を目指すことにしました。
参考書で問題の特徴を掴む
韓国語学習者にお馴染みのとして知られているHANA出版社がTOPIK対策として出したものです。
試験の流れと問題パターン、3回の模擬試験がセットになっています。
過去問を解いていく前に、この本で試験内容の傾向や解き方のコツを知ることでより一層TOPIKが解きやすくなると思います。
単語帳で語彙力を増やす
単語を覚えるには、机の上での勉強だけではなくて、その単語と何回出会って定着させるかがキーポイントだと思っています。
ただ、TOPIKは試験範囲も膨大で、ある程度ベースがあった方がいいのかなと思ったのでこの1冊だけ取り組みました。
個人的に単語だけズラーっと並んでいる単語帳は苦手なタイプですが、この単語帳は右側に長文が載っているので、その単語がどのような使われ方をしているのかも掴みながら進めることができてよかったです。
5・6級のレベルになると、漢字語は比較的覚えるコツを掴んでいると思うので、固有語の語彙をいかに増やすかが鍵だと思います。
作文(쓰기)を攻略する
TOPIKで6級を目指すには、作文で高得点を狙わなければなりません。
作文は聞き取りや読解に比べると難しいですが、対策をしっかりすれば高得点を取ることができます!逆に、対策をしなければ韓国人でも平均点に満たないこともあるそうです。
私は作文の勉強にしっかり時間を割き、77点を取ることができました!
作文の問題構成
作文は全部で4題あります。同じ単語でも中級以上のレベルを使うと、加点になるので積極的に漢字語を使うといいと思います。
51, 52番: 文の空欄を埋める問題
53番: 表や図、グラフを要約する問題(200~300文字)
54番: 与えられたテーマに意見を述べる問題(600~700文字)
51, 52番は比較的易しい問題です。文の前後に合うように、知っている単語で埋めてみれば大丈夫です。
53番は表や図、グラフに書いてあることをまとめて書けばOKです!過去問や参考書から説明の仕方とフレーズを覚え、問題の内容に置き換えていく方法です。
作文に使える表現の知識をつける
私はこの本を使って、53番54番に使える表現をとにかく覚えました。
第3章にある「作文に使える文中・文末表現」まとめがとても便利です!
『例を挙げる』は예를 들면や예를 들어がありますが、同じ意味の表現はどれかひとつ覚えれば大丈夫です。
表現さえ覚えればどんな問題でもテンプレートにはめて解くことができます。
TOPIK対策におすすめのYoutube
masterTOPIK
チョンソンオク先生、少し話すのが早いのですがリスニングの練習にもなると思います。
問題の傾向やテクニック的な部分、論理的に書く方法など、さまざまな動画があるのでぜひチェックしてみてください。
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