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NO.4 すべり込み3月


あっという間に2月が終わり、
バタバタと駆け込むように
3月がはじまった。

学生の頃の方が意識が強かった
年度の変わり目は、
社会人になった今もやはり
大きなひとつの節目として
感じられる。


ついさっきも、働いているカフェで
仲良くしてくれていた先輩と
お別れをしたばかりで、
楽しかった思い出と寂しい気持ちを
抱えたまま今この記事を書いている。

3月は、
今の自分に必要なこと、
やりたいことをやっていたら
あっという間に(本当にあっという間に)
終わってしまったように感じている。
やりたいことに「追われて」という
言い方は強制的な感じがあって好きではないので
最近使うのをやめた。

題名にある滑り込み3月、というのは
この記事が滑り込みでという意味もあるが
この1ヶ月は、やろうやろうと思っては
できていなかったことに滑り込みで着手した、
ということが多かったなと思うところからつけた。

具体的にいうと1番多いのは友人関係。
冒頭に書いたお別れした先輩も含め
離れていく人への贈り物を選びに行ったり
それに添える手紙を書いたり、
延期続きで会えずじまいだった友人に
連絡をしてスケジュールを決めたり。

心の中の希望を行動に移そうと思ったのは、
なんだかんだで今までの全ての記事に
登場しているヨルシカの「心に穴が空いた」
という曲の一節の
「ただ口を開け、黙ったままなんて一生報われないよ」の
歌詞がきっかけだった。
いくら心の中で大切に思っていても
相手に伝わらなければ何の意味もないよな、と
急に思い立って、積極的に連絡を取ってみたり
プラスの気持ちを相手に言葉として渡したりした。

もともと結構思ったことをすぐ口にするタイプなので
周りの人はそんなあたしの心情の変化には
気づいていなだろうけれど、
この変化はここ最近内側に強く向いていた
ベクトルを外側に矯正してくれたようで
少し背筋が伸びた。

言葉を渡すことをしていきたいのだから、
もっともっと積極的に、思いを正確に
感情を色として形として表していきたい。

来たる4月は駆け込みでバタバタすることがないように
地に足をつけて一歩一歩進んでいくことを目標とする。

3月の月記は、これにて終了。
では、また。


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