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旅の記憶を楽しむ SOUVENIR MARKET

緊急事態宣言で今年もステイホームGWを余儀なくされている方々へ。ジュエリーをお届けしている側として、皆さんがおうちでも楽しめる事を私なりに考えて、急遽、海外仕入先でのお土産品を集めた【SOUVENIR MARKET】
をオンラインにて開催することに致しました!

5/2(日) 14:00 ~インスタライブにて商品紹介、同日21:00よりオンライン販売
という予定です。このnoteやstamd.fmでの音声による旅のお話など、色々な側面からお楽しみいただけたら、そしてちょっと旅した気分になっていただけたら幸いです。

主にベネチア、チェコ、ウィーンより各国の手仕事を感じられるアクセサリーを集めました。ここでは写真を中心にその旅の記憶を綴ります。

水の都で生まれるガラスの芸術

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この朝焼けは三度目のベネチア。初めて行ったのは18歳の時だったっけ。初めての海外、まだ世界を知らなかった私が感動した街。

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つないであるだけでも異国情緒を感じさせてくれるゴンドラ。

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乗ったらこんな景色、本当に水の都だ。

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時折走る普通のボートだって絵になってしまう。「美しい」以外の言葉が見つからない風景はいつまで残ってくれるんだろうか。

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同じ場所で撮ったツーショット。若い、、、そして痩せている 笑。1ヶ月かけてお互いを試すようだったこの旅で結婚を決めたのかもしれない。結婚したいと思う人がいたら旅は本当にお勧め。人間は24時間完璧ではいられない。1ヶ月も完璧ではいられない。失敗やハプニングが不意打ちでやってくるし、疲れる瞬間はお互いズレている。そんな時どう乗り切りどうやって思いやれるか。それがうまく行ったから結婚したと思う。

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街のギャラリーは店ごとにテイストが違う。「ベネチアングラス」を一括りでイメージしていた私の先入観は期待通りに壊される。作り手一人一人の作風が違うのは当たりまえなのだけど、日本では見られないような「ベネチアングラス」のデザインをやっとこの目で見られたことに心が踊った。

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トンボ玉の製作工程。これはベネチアに限った手法ではないけれと、なぜか全て欲しくなってしまうが旅のマジック。

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ベニスの写真で一番気に入っているやつ。将来息子に見せよう。

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これもベネチアングラス。金や銀が入っているものとか、トンボ玉とかそんなものだけしかイメージになかった「ベネチアングラス」だったけれど、この土地でアーティストがそれぞれ好きなものをガラスを使って作っている。よく考えたら当たり前のことなんだけど、その時それをよーく理解した。

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モザイクも可愛すぎて何個も何個も買いそうになってしまった。機械的ではないこの不揃いさがたまらなく愛おしい。

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自分用にと思っていたこの2つはピアスに。特にクリアとゴールドの方は万能なこと間違いないし、ビビットなレモン色は元気をくれる。

⬇︎ベネチアの旅 音声配信はこちら

東欧のガラスの街、ヤブロネツ・ナド・ニソウ

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プラハからバスに揺られてたどり着く山間の町ヤブロネツ。そう、ここは知る人ぞ知るチェコガラスの故郷。都会と違ってのどかな景色も素敵なのだが、ここに来たのは自分が抱くイメージよりももっと奥深いはずの「チェコガラス」をこの目で見て感じたかったから。

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それはハンドメイド素材を扱いながら、日本で見ていたチェコガラスに魅力を感じられなかったからだった。でもそれは日本で売りやすいモノ、どこかの誰かがセレクトしてきたモノであるだけで、それで「あまり可愛くない」と決めつけるのはいけないだろうと、海外仕入れをするようになって痛感していた。「世界はほしいモノで溢れている」というテレビ番組のタイトルは本当にその通りなのだ。世界にはまだ見たことのない素敵なものや場所が無限に溢れている。写真は最も有名なプレシオサ社の本拠地。

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町の中心にあるガラスと宝飾品のミュージアム。この場所を訪れたなら絶対に外せない場所だ。手工芸好きはたまらない昔ながらの手仕事の数々。建物の一部であるこの窓も私的にはツボすぎて、いつかこだわりの家が造れたらこんな窓にしたいと夢見ている。

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これはアクセサリーの金具類を鋳造するための鋳型。ガラスと一緒にジュエリーになる立役者だ。集めて額装すると部品たちは芸術になる。

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小さなボタンだって集めたらポスターのよう。改めて写真を見返していたらあまりに良い画像が残っていないくて、もう一度行きたい気持ちがふつふつと湧いてくる。チェコグラスなんて今の時代どこでも買える。日本のハンドメイドショップでも沢山売られている。でもこの場所で何かを感じるために行った。

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飴玉のようにカラフルで不揃いなのが可愛いアンティークのグラスビーズ。ミュージアムの天井の端から端に10mくらいのこの束がぶら下がっているのだから圧巻。この時は一人だったから今度は息子を連れて行きないな。きっとこれを見たら喜ぶだろう。

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観光用のマップに載っていたお店やギャラリーは半数が閉まっていた。大量生産の弊害。人の手が作り出した美しさに価値を見出す人は絶対に居なくはならない。でも合理性や価格を判断軸にするタイプの人間はこの1世紀で相当増えただろうな。写真のアンティークショップは偶然見つけたお宝の眠る場所。まさにガラスの街のアンティークショップ。

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そのお店で見つけたビンテージのブローチを今回のSOUVENIR MARKETに。と言ってもこんなにチェコの話をしておきながら、もう手元にチェコガラスが残っていない。この時仕入れたものの大半をバンコクで使ってしまった。チェコグラスのカラフルな色合いが南国にはぴったりだった。自分的に今またチェコビーズ熱が高まってきているのだけど、あの時とはちょっと趣向が変わったかもしれないな。次に行く時にはどんなものに出会えるだろうか。

音楽の都ウィーンからやって来たアクセサリー

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そして最後のご紹介するのはウィーンで買ったエナメルのバングル。ミュシャの絵に出てくるような図柄と、グレーとゴールドという組み合わせの大人ピンクな色合いが気に入った。七宝も見た目が違うだけで材料はガラスだ、要は私は石と同じようにガラスが好きらしい。

⬇︎チェコの旅 音声配信はこちら

この頃までインスタグラムを遡ったらこんな写真が出て来た。ハンガリーからウィーンへ向かう道中。バスの中から見えた一面の向日葵畑と夕日。童話の中に紛れ混んでしまったかのような時間だったな。

旅は心を豊かにしてくれる。視野を大きくしてくれる。自分を成長させてくれる。コロナが収束したらどこへ出かけようか?そんな気持ちでGWのちょっとした楽しみになれば幸いです。

さてこの続きは 5/2 (日) インスタライブで!!


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MOEMI SUGIMURA
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