ボリンジャーバンドの特性をさらにさらに掘り下げてみました!#FX
こんにちは!FX大好き青い金魚です!
こないだ投稿した「ボリンジャーバンドとジョン・ボリンジャーさんの物語とその逸話」たくさん読んでくれてありがとうございます!
そして今回はボリンジャーバンドの特性や特徴、ボリンジャーバンドが持つパラメーターの適応性や進化したボリンジャーバンドなどを解説していきたいと思います。
ボリンジャーバンドは広く知られたテクニカル分析ツールだけれど、その奥深さや専門的な側面についてはあまり知られていない点も多くありますよね?まず最初は…
カスタマイズ
ボリンジャーバンドの基本設定は20日移動平均と標準偏差±2ですが、この設定は普遍的なものじゃなくて異なる市場や異なる時間枠に応じて調整が必要です。例えば、短期トレードではより短い移動平均期間(10日や14日)や異なる標準偏差の設定が有効な場合があります。適切な状態に調整してあげないとダメって事ですね!
適応性
ボリンジャーバンドは他のインジケーターと組み合わせることでその効果を最大化できます。例えば、RSIやMACDと併用して過熱感を測る、ADXと併用してトレンドの強さを確認するなどが考えられます。多くのインジケーターと掛け合わせてもお互いの長所を打ち消しあわずに合わせやすいのも特徴ですよね!
スクイーズの本質
ボリンジャーバンドが狭まる(スクイーズ)ことは、通常ボラティリティが低い状態を示し、その後の大きな値動きの前兆であるとされます。でもでも、スクイーズが必ずしも大きな動きに繋がるとは限りません。マーケットがスクイーズに反応しない場合もあり、その場合は「トラップ」となることがあります。
スクイーズの戦略
一部のトレーダーは、スクイーズが発生した後のブレイクアウトを待ち、ボラティリティの急増を狙う戦略をとります。この際、ボリンジャーバンドだけでなく、他のボラティリティ指標(例: ATR)を併用することで、ブレイクアウトの信頼性を高めることができます。
バンドウォークの誤解
ボリンジャーバンドを逆張り指標として誤解している人が多いですが実際にはトレンドフォロータイプの指標なんです。 価格がボリンジャーバンドの上限または下限に沿って動き続ける「バンドウォーク」は、トレンドが強い状態を示します。
多くの人が価格がバンドの上限や下限に触れるとリバーサル(反転)が起こると考えますが、実際には強いトレンドが発生している際には、価格は長期間バンドに沿って動き続けることがあり、逆張り戦略は危険です。
バンドウォークを利用したトレンドフォロー
バンドウォークを確認した際には、トレンドフォローの戦略が有効です。バンドの内側に戻るまでポジションを持ち続けることで、トレンドの恩恵を最大限に受けることができます。
標準偏差 vs. ヒストリカルボラティリティ
ボリンジャーバンドのバンド幅は標準偏差を基に計算されますが、ヒストリカルボラティリティ(HV)も類似した概念です。HVは価格の変動の幅を表す統計的指標で、標準偏差を使って計算されますが、ボリンジャーバンドの文脈でこの概念を理解することで、バンドの幅の変化の意味をより深く把握することができます。
市場心理とヒストリカルボラティリティ
ボリンジャーバンドの幅が広がる場合、ヒストリカルボラティリティが増加していることを意味し、市場の不安定さが増している可能性があることを示唆します。逆にボリンジャーバンドが狭まる場合、ボラティリティが減少してマーケットが安定しているか、トレーダーが様子見をしている可能性を示します。
クロスアセット分析
ボリンジャーバンドは株式市場だけじゃなくて為替、商品、暗号通貨など、あらゆる市場で有効です。これはボリンジャーバンドが価格の変動に基づいて計算されるため、資産クラスに関係なく使用できることを示しています。
マルチタイムフレーム分析
ボリンジャーバンドは異なる時間軸(例:デイリー、ウィークリー、マンスリー)での分析にも適用できます。これは特にスイングトレーダーやポジショントレーダーにとって有効です。
ボリンジャーバンドはシンプルに見えますが、トレーダーが深く理解し活用することで、より効果的な市場分析を行うことができます。また、ボリンジャーバンドの限界や誤用についても理解しておくことで、よりバランスの取れたトレード戦略を構築することが可能だと思います。
需要がありそうならまたボリンジャーバンドの使い方だったりボリンジャーバンドとエンベロープの組み合わせを掘り下げていきたいと思いますのでフォロー&スキ♡よろしくお願いします。青い金魚でしたぁーぎょ、ぎょ…ぎょ。。
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