2025.1.18 退職した会社のライブに行く
ライブハウスに行くのなんて、いつぶりだろう。
新卒で入った会社の同期がラッパーで、彼のバンドを聴きに行った以来かもしれない。10年ぶりくらい?
地下に潜って、お金と引き換えにドリンクと交換できるチケットをもらう。カウンターでドリンクを指差しながら、爆音に負けないように声を張ってオーダーを伝える。
人がぎゅうぎゅうで思っていたよりも狭いフロアを見渡して、そうそうライブハウスってこういう感じだった、と思い出す。
今日は、昨年退職した会社が開催するライブに行った。社歴問わず有志の社員たちで結成されたバンドが5、6組演奏していた。
社内ではほとんど会話したことがなかった人が思いっきり熱唱していたり、頭を振ったり、MCで意気揚々と場を盛り上げるところを見ていると、なんだか、これがこの人の本来の姿なのかなあ⋯なんて思った。ストッパーが外れて、エネルギーが放出されている感じ。
それを社長や課長や新入社員が一緒くたになって、飛び跳ねたりコールしたりしているのもおもしろい光景だなあと思う。
音楽を純粋に楽しんでるわけじゃないのが、とても自分らしいな。
(もちろん音楽もよかったよ!)
好みは分かれるだろうけど、強制参加じゃなければこういうイベントを会社が主宰するってのはアリなんじゃないだろうか。実際、わたしも在籍中は参加したことはなかったし。
ただ、参加してみるといろんな人の一面を見られるので、相手の見え方がちょっと良い方向に変わるかもしれない。年次がすごく上の上司に、こんなお茶目な一面があったんだ、と気づくとか。笑
本来、音や光の刺激が強すぎるものは苦手なタイプだけど、久しぶりに行ったライブは思いのほか楽しかった。一体感が生まれる瞬間に弱いわたしです。