山を歩く
パワースポットと言われるところは沢山あるけれど、私のパワーチャージといえばやはり山歩きなのかもしれない。
この山という決まった所は無く、
山の中で自然に触れながらただ歩くこと。
それが好きで、私は充たされていく気がする。
先日、1週間程かけて黒部川源流域の山々を歩いて巡る山旅に行ってきた。
電波もろくに入らない山中、自分の足を頼りにただひたすらに登り下りの山道を歩く。
登山者に人気の山だったので、人はチラホラいるのだが、辺りに人工物はほとんど無く、
自然が創り上げた山の景色がただそこにある。
車やロープウェイで簡単に行って、その景色を楽しむだけでももちろん良いけれど、私はそこを自分の足で歩いて行くことにも意義があると思うのです。
自分の脚で、足裏でそこにある木の根や岩を掴むように踏みしめながら、自分の足や身体のバランスなど、その感覚に集中してみる。
これはある種の瞑想。
こうして山肌を自分の身体の一部で捉えるように、足裏を通して地面と地球と繋がるようにしてみると、地球の上に立って、その地球の自然の上で、その中に生かされているという感覚さえ湧いてくる。
山の自然を感じながら歩くこと
街の喧騒や日常の思考から離れて
山の自然のただ中に身をおいて
自分の肉体を使ってひたすら歩く
歩けば息は上がるけれど
ふと止まって深呼吸してみると
いつもより身体は解放されていて
呼吸も深まっている事に気づく
母なる大地 自然からの癒し
わきに咲く花 鳥のさえずり
湧き出る清水 木々を抜ける風
五感を解放してその自然を味わって
山からの恵みを感じると
何となく わたしの身体が心が魂が
喜ぶのがわかる
わたしはそれを思い出すために山へ行くのかな
"山の中を歩くこと"
わたしにとってはシンプルに
それが一番なのかな。
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