腎移植ドナー日記 2022年9月中旬 2度目の診察
初診から3ヶ月後の9月中旬、再び腎臓内科を受診しました。
新幹線で福島駅→姉と共に福島医大へ。前に買ってもらった院内のスタバは「どれにしようかな♪」と迷った挙句(やっぱりペットボトルのお茶持ってるから)すみませんいいです、とやめる。レジ前で!
おめぇ冷やかしかい!帰ってくんな!私が店員ならべらんめえ口調で吐き捨てるだろう。ごめんなさい…
移植専門の先生と3ヶ月ぶりのご対面。
ゲットした子宮がん、胃がん、大腸がん検診と若年健康診断の結果を手渡す。仕事の合間にドラゴンボールの如く集めに集めたんだぜえっへん。これで姉を不自由なく長生きさせるという願いを叶えておくれ先生。
あとは乳がん検診の結果でコンプリートだ。
その後、ドナー側の移植手術前の検査についての説明が。
検査はトータルで3回。日帰り入院で行うのが2回、5日間の入院が必要な適合検査が1回。
相談しまずは日帰り2回の方の日程を決める。どちらも10月下旬に。
5日間入院の適合検査は12月、乳がん検診の結果が揃ってから。
それに伴いPCR検査の検体提出が入院の2日前に必要らしい。入院は月曜日から。ということは土曜…は診察が休みらしいので金曜に検体を渡しに行かなくてはいけない。金曜朝に採取しそれを午前中のうちに福島医大に届ける、自分ではなかなか難しいがこれは姉がどこかで受け取って病院に届けてくれるそう(あれ土曜に渡しに行くんだったかな?ちょっとこの曜日の件は記憶曖昧です)。
病院を後にし、車で姉の家へ向かう途中、姉に
「病院に来る時、姪っ子ちゃんに毎回ちゃんと『病院に来てる』って言ってるの?」
と尋ねる。
姉は正直に「ママの病気で通ってる」と伝えてるそう。
「うそママ病気じゃないでしょ」と言われると。
確かに見た目は元気だからねぇ。見た目は。
そろそろ私たちの母にも腎移植のことを伝えなければいけないね、という話が出る。会って言うべきだろうとなり、母の誕生日(9月下旬)近くにみんなで実家へ帰ろうと。姪っ子ちゃんも一緒に。
その日の夜はまた姉宅で一泊させてもらったが、客人の?私ではなく時計が主役でした。ずっとApple Watchにご執心の姪っ子ちゃん。私の元に来てから一番喋ったねSiri。
そうなのです。
姉は見た目は本当に健康そのもの。
手足はとても細いけれど肌艶はいいしごはんも甘いものもしっかり食べます。
この後母に腎移植について話しますが、
どんなに歳を重ねても、母は母。
「私たちの親」なのだなぁと気付かされることになります。
移植前の検査については病院によってやり方が異なるようで、
福島医大の場合は5日間入院でしたが、日帰りでできるところもあるそうです。