【VRChat】QuestとAndroidの違いの話
前書き
執筆している本日は2023/12/08です。
少し前にVRChatがMobile(スマホ)に対応したのを皮切りに、スタンドアローン(※単体で動作するもの)対応VRHMDが増えました。
(あの頭につけてる変なやつはHMDと言います)
つい1年前までは手軽にVRモードでVRChatをするにはQuestかQuest2しか選択肢はありませんでしたが、今は多様なVRHMDの中からスペックや値段を比較して選べる様になり、VRChatがより楽しみやすい環境になったと思います。
しかし恐らくその影響か、昨日からスタンドアローンで動作するVRHMDは「Android」という括りに統一される事になりました。アイデンティティの消失、こんにちは多様性とかいうパラドックスです。
ここでQuest、 Android事情を知らない方に生まれる疑問が…
QuestとAndroidって何が違うの?Quest対応ってAndroidは使えないの?
とQuestとAndroidの明確な区別についてだと思います。
今回は上記について解説していきます。
それでは本編です。
Quest対応とAndroid(対応)の違い
結論。
基本的に何も変わりません。
前述した通り、 AndroidというカテゴリーにQuest等が吸収された様な感じです。
というのも、Quest(2、3、Pro)やPICO4(Pro)、VIVE XR EliteのOSはAndroidをベースとして動いています。(知人からAndroidはLinux baseって話も聞いた)
そこでAndroidという括りになったのだと思います。
Mobile(スマホ)もOSはAndroidですし括りとして同じですので、違いはほぼありません。
使えるアバターもQuest2で使えればPICO4でもMobileでも使えますし、行けるワールドもQuest3で行ければVIVE XR EliteでもMobileでも行けます。
また、ブログやnoteに「Quest対応」と記載されている記事も同様です。
ただ、Mobile版はAndroidプラットフォーム基準でVeryPoorのアバターは使えませんし、表示もできないです。(重すぎるアバターはダメということ)
また、システム上可能というだけで、特にワールドでは使っているスマホやVRHMDのスペックによってはタイムアウトが頻発したり、クラッシュしやすくなります。
デスクトップ版とMobile版、どっちの方が良いか
どっちの方が良いかとか言っておきながら、どっちの方が良いかというのは一概には言えません。
Mobile版の利点は外でもできる事、かなり手軽にVRChatができることだと思います。
ですが、PC限定ワールド、アバターは行けませんし見えません。
デスクトップ版はその劣化、逆で、まぁ手軽にVRChatができてPCワールドやアバターにアクセスできる事だと思います。
(SteamDeckとかポータブルPCでプレイできるなら別ですが)
ですので、自分の希望に合わせたプレイ環境にするのが良いと思います。
最後に
VRChatを始めるハードルが低くなることで僕が一番懸念しているのは、ネットリテラシーのない人の流入です。
ハードルの高さは治安の維持にも繋がりますが、誰でも気軽にというのはVRChatの特性もあって、今でさえノンケのおっさんがにゃんにゃん言ってるのにさらに混沌を極める事になることは想像に難くありません。
また、VRChatの対象年齢以下の子ども達が悪い大人から悪影響を受けてしまう可能性があるのも、今後VRChatter全体で議論されるべき事だと考えています。
ですが、いつか定義として確立される様なメタバースには避けられない、もしくは必要な事なのかもしれませんね。
最後にはなりますが、Mobile版やPICO4等でVRChatをプレイする方々。
好みのアバターやワールド、素敵なフレンドやパートナーとで会える事を祈っています。是非、VRChatでも会えることを楽しみにしています!!
良いVRCライフを!
では、また今度。