雑記1208:日記をつけている
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第五期の決算もなんとか終わり、おかげさまで手堅い数字にまとまった。
ようやくここまできたか、という感慨とともに、まだまだこれからで、たくさんやるべきことがある、というふうにも思う。
会社にひとりでいるのは孤独だ。ひとりで黙々と働き、考え、金の算段をし、意思決定をする。
なにせひとりだと全部自分でやらないといけないから、バカみたいに忙しい。原稿を集中して読むのさえ一苦労だ。
とにかく「普通」にやるだけだ、と自分に言い聞かせながら、日々孤独に苛まれている。
だから、たまにひとと会うとひどく饒舌になるし、猫がいて本当によかったと思う。
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今月は僕には珍しく、こちらからお願いして、何人かのひとに話を聞かせてもらう予定がある。
というのも、来年は志学社をやりながら、もうひとつ出版レーベルをはじめるつもりだからだ。
なぜ、という話をはじめると長くなるし、この場はたぶん適当ではないので、ここでは述べない。
目算通りに進めば、初夏ごろにお披露目となるだろう。
まだロゴも何もできていないから、正式な告知も春先にずれ込むかもしれない。
ともあれ、正気かわからないが本気ではある。
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上記と関係するのだが、最近また毎日日記をつけている。
レーベルが立ち上がっていくまでの日々を中心に綴ったもので、大幅に書き直しはするだろうが、その日記も個人出版物として印刷しようと思っている。
忙しいとか孤独だとか言いながら、ちょっと読み返すとそれなりに愉快そうにやっている。
自分でそれが少しおかしい。
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