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雑記1208:日記をつけている

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 第五期の決算もなんとか終わり、おかげさまで手堅い数字にまとまった。
 ようやくここまできたか、という感慨とともに、まだまだこれからで、たくさんやるべきことがある、というふうにも思う。
 会社にひとりでいるのは孤独だ。ひとりで黙々と働き、考え、金の算段をし、意思決定をする。
 なにせひとりだと全部自分でやらないといけないから、バカみたいに忙しい。原稿を集中して読むのさえ一苦労だ。
 とにかく「普通」にやるだけだ、と自分に言い聞かせながら、日々孤独に苛まれている。
 だから、たまにひとと会うとひどく饒舌になるし、猫がいて本当によかったと思う。

 *

 今月は僕には珍しく、こちらからお願いして、何人かのひとに話を聞かせてもらう予定がある。
 というのも、来年は志学社をやりながら、もうひとつ出版レーベルをはじめるつもりだからだ。
 なぜ、という話をはじめると長くなるし、この場はたぶん適当ではないので、ここでは述べない。
 目算通りに進めば、初夏ごろにお披露目となるだろう。
 まだロゴも何もできていないから、正式な告知も春先にずれ込むかもしれない。
 ともあれ、正気かわからないが本気ではある。

 *

 上記と関係するのだが、最近また毎日日記をつけている。
 レーベルが立ち上がっていくまでの日々を中心に綴ったもので、大幅に書き直しはするだろうが、その日記も個人出版物として印刷しようと思っている。
 忙しいとか孤独だとか言いながら、ちょっと読み返すとそれなりに愉快そうにやっている。
 自分でそれが少しおかしい。

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