心にすっと入ってきた言葉

午前中、担任との面談があった。クラス制を敷いている私の大学では、4年間同じ担任が付くと言うシステムなのだ。

私は正直、今までこの担任のことが苦手だった。でもそれは、それまでの自分の捉え方や思い込みがそうさせていたのかもしれないと、今日の面談を振り返った今、そう思う。

担任から「美咲さんは（大学生活における必要な手続きや申請、行事などについて）きちんと自分から情報収集したり調べたりして参加している。しっかりしているから、そこの心配はまったくしていないですよ」と言われた。

担任は私のことを、よく見てくださっていたんだなあと思った。なぜあんなにも毛嫌いしていたのかと不思議に思うくらい、今日は担任の言葉がすっと入ってきた。

自分で言うのは気が引けるが、自分でも自分は（大学と言う集団の中では）およそしっかりしている部類に入っていると思う。（決して自慢ではない）

学生ポータルサイトなどに書かれている連絡事項は逐一確認するし、その上で不明点がある場合には、該当する支援課さんにメールしたり、直接訪ねたりするから。

分からないことがあったらまず自分で調べて、その上で不明点があれば人に聞く。人に聞くと言うことはつまり、その人の時間を奪っていることでもあるから、必要最低限で済むようにしたい。

そんな思いで、自分にとってはおよそ当たり前なこの行動も、どうやら当たり前ではなかったようだと言うことを、大学生になってから知った。

私の通う大学では、MicrosoftのTeamsと言うツールを用いて、よく先生方が学生に向けて、情報周知を図っている。ただそれを真面目に見ている学生は、この学科に何人いるのだろう、といつも思う。

期日までに答えてくださいと言うアンケートや提出物。それが期日までに揃うなんてまずないし、それを見た先生が、丁寧に再度の周知をかけても、見ない人もざらにいる。

この一連の過程を見ていて、私は、一部の学生は、先生の仕事量を余計に増やしていると思う。

恐らくこの4年間ずっと、多分私、そういうことをちゃんとできない・しない学生達に対して、憤慨している。

私は「一学生」と言う視点で、ものを見ていなかったのかもしれない。

いや私の分際で何を言う？って感じなのだが。どちらかと言うと、運営寄り（？）のものの見方をしてしまう。穿った見方、とでも言うのだろうか。どちらにせよ、それを自分で言うことではないか。笑

他人の言動は変えられないんだから、いい加減、諦めればいいのにと思うし、これでも徐々に見限れていると、自分では思っている。

昨日も皮肉を込めて、私はクラスのチーム（自分の所属するクラスの人のみが閲覧できる場所）に「これこれのお知らせが届いています。だから期日までに回答した方がいいと思います」みたいなことを投稿した。ご丁寧に回答のURLまで添付して。

これでちゃんとやるのは恐らく6割程度、なのかなあと。そもそもどのくらいの人間が、私のこの投稿が皮肉だと気が付くのだろう。親切ぶって馬鹿にしているなんて、こんな最低な行為はないよなあと、自分でも思う。やっぱり私も所詮は低レベルなのか。

でも父親に言われたことがある。社会に出たらそんなもん、6割も協力しているのなら御の字だと。本当にそうなのかと、若干疑問にも思うが、一理あるとも思う。

そうしたら、今日担任からその件で感謝を伝えられた。まさか感謝されるとは思っていなかった。

誰からも何も反応がないところを見ると、もう流されているか、若しくはウザがられているかのどちらかなのかなあと、思っていたから。別にウザがられていいし、むしろかかってこいや、とも思っている。

だってそんな、ただのクラスメイト、特別親しくもない関係性の人からどう思われようと心底どうでもいいし、一部の苦手に感じている人に関しては、むしろ私のことを嫌ってくれ、とも思っている。そうすればもっと楽なのになあ。

私は、今の私のことを大切にしてくれる、この6割の人と関係性を続けられればそれでいいんだ。と思う。だってあと2カ月で、卒業なんだもん。今更上手くやろうだなんて、微塵も思っていないから。（大真面目な顔）

とか言いつつ、今も今後も、ちゃんと何か委員の人には協力するし、周囲を見て気を配ることには、何ら変わりはない。

もうそれがよくも悪くも「しっかりしている」と言う、私らしさなんだなってことに、気が付いてしまったから。

今日のnote、後半はほとんど愚痴になってしまった。反省。

読んでくださってありがとうございます。