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印象派と言えば「モネ一択」な私がした、運命的な出会い

知れば知るほど、興味深いの意味で面白い。そんなことを思った。実は昨日、滑り込みで東京都美術館へ行った。目的はこれ。

今週末で終わってしまうので、本当に滑り込みだった…笑。

以前、「今度一緒に、美術館に行きたいです」と誘ってくれた後輩(ほぼ友達)を誘って、一緒に行ってきた。

そういえば私、誰かと美術館行くの、初めてだったなあと思う。今まで行くとしても全部、一人で行っていたから。私にとっての初めてが、その友達でよかったなあと心から思う。

誰かと行くって、それまでの私にとっては、ありえないと言うか、想定外も想定外のことだったから。自分のペースを乱されるとか、相手に気を遣って疲れるとか、とにかくネガティブなことしか、頭になかった。思い込みが過ぎるぞ私。

でも昨日、その友達と実際に一緒に時間を共有して、そのイメージは払拭された。全然、びっくりするくらい、そんなことは無かったから。

実はこの友達とは、私が大学生の時、お互いnoteで知り合った。しかも同じ大学と言う、奇跡的な巡り合いをした私達。日々、親交を深められているように思う。これからもよろしくねの気持ちでいっぱい。

友達も私も、お互い、じっくり絵に見入っていた。

最後、お土産を吟味する時間も含めて、私達は気付けば約2時間、美術館に滞在していた。うん。すごく心が満たされて、とっても充実した時間を過ごせたなと思う。

私はと言えば、大好きな印象派の絵に没入できたことが、本当に心から幸せの気持ちでいっぱいだった。

それまで、印象派と言えば「モネ一択」だった私。そんな私には昨日、運命的な出会いをした画家がいる。それはチャイルド・ハッサム。アメリカにおける印象派の代表的な画家だ。

ハッサムが描いた絵「花摘み」は、今回のキービジュアルにもなっていた。初見の時点で、私はその絵に、かなり興味を惹かれていた。そして昨日、原画を見て、それがハッサムだと分かった。他にも絵を観賞していく中で、ハッサムの絵を好んで見ていた。

そうして今日、振り返りの作業をしながらそのように思って。そこで私は、ああ、ハッサムの絵が好きなのだなと直感した。

順路の途中にて見つけた、ハッサムの「花摘み」の垂れ幕?のようなもの。原則写真撮影不可だったが、このように一部可能な箇所もあった。ルールは守って楽しみたいものだ。

実は昨日、美術館で配布されていた作品リストなるものに、気になった作品に印をつけながら鑑賞していた私。後日、どんな画家なのか調べてみようと思って。こういう知的好奇心旺盛なところは、学生時代から変わらないなあと常々思う…笑。

分からないこと、気になったことはすぐ調べる。美術においては特に、それが功を奏したと思う。

今日、さっきまで、印をつけた画家のことを調べていた。調べていくにつれて、興味深いの意味で、知れば知るほど、面白いと思った。

と言うのも、昨日いただいた作品リストに、大きめの付箋を貼り付けて、お気に入りのボールペンで、その画家や絵にまつわる、調べていて気になった事柄を、メモする作業をしていて。

そうこうしているうちに、1時間が余裕で過ぎてしまった…!笑。今日は時間がある日でよかったと、心から思う。

そして絵は勿論、その絵につけるタイトルにも、画家達それぞれの想いが込められているんだなあと、改めて感じた。

例えば、アンデシュ・レオナード・ソーンの「オパール」に込められた意味は、「湖に反射した虹色のきらめき」だと言う。調べていて思わず「素敵すぎる……!」と声に出てしまったくらい。

こんな感じで。自分だけの鑑賞ノートの完成!
作品リストを入れられる、A4クリアファイルなど持参すればよかったなあ、と。紙がヨレヨレになってしまったのが、唯一の反省点…。次回からはそうしようか。

これも一種の勉強、なのかなあ。まあ勉強って言うと堅苦しいけれど、教養を深めると言えば、響きがいいかしら。自分が気になったから調べているだけだし。

でも、やりたくてやっていることだからこそ、こんなにも楽しくて心が満たされるんだろうなあと、この作業を取り組んだ後でこれを書いている今、私はそんなふうに思う。


読んでくださってありがとうございます。

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