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アイドルオタク超初心者が行くはじめてのアットジャム
こんにちは、はじめまして、もえちです。
01.アイドルオタク超初心者がアットジャムに参戦を決めた理由
たまたま見たショート動画に出てきた立花琴未さん、愛称こっちゃんが可愛いすぎて、一目惚れ。そこからSNSにYouTubeに、といろんな動画や写真を見漁りました。よくよく見てみると、candy tune(きゃんちゅー)メンバー7人全員可愛い!力強い歌声!ダンスうまい!表情かわいい!なかよし!元気になるメロディと歌詞!可愛い振り付け!とんでもなく魅力的!と、どハマり。
メンバーのSNSを見てみると、とんでもないスパンでライブを行なっている模様。生でパフォーマンスを見てみたい、という気持ちがふつふつ。たまたま東京に行く予定がある日に横浜でライブ。これは好機!と、彼の分のチケットも買い、ライブ参戦を決めました。ちなみにもうすぐ婚姻予定のインドネシア人彼にも布教するも、彼は本格派音楽が好みのため、アイドルにはどうしてもハマれず、完全に付き添い。
初めに、これは、これまで入ったことのあるファンクラブは、嵐とBTSのみ(どちらも入って割とすぐ活動休止)・行ったことのあるライブはエドシーランのみ、という超アイドルオタク初心者の私が、candy tuneに会うためだけにアットジャムに参戦したら、こうなるという記録です。
02.アイドルオタク超初心者のアットジャムに対する正直な感想
端的にアットジャム全体の印象を言うと
「初心者向けではないライブ」でした。
前提として、ライブは最高に楽しくて、メンバーは画面越しに見るより断然可愛くて、歌もダンスも最高でした!!!パフォーマンスも特典会もとても楽しかったです!!!
ただ、はじめてのアットジャム参戦の私にとっては、いろんなことが知ってて当然でしょ?と言わんばかりに進んでいくのが怖かった。わからないのが怖かった。効率重視のため、スタッフの人が揃いも揃ってぶっきらぼうで怖かった。というのがとても強く印象に残ったライブです。
事前に分からないことがたくさんあり、ホームページで調べたり、Xで聞いたりしても、いまいちわからないまま臨みました。説明書きや注意事項も不足していて、初めて来る人を想定されていないライブだとひしひしと感じました。滞在時間は2時間強だったにも関わらず、可愛い!嬉しい!楽しい!と、不安!不快!怖い!という感情が入り乱れていました。それでは、過去の私が知りたかったことたちをここでひとつずつ解消していきます。
03.行く前に知りたかったアットジャムのこと
まず会場について。これはホームページに全てのっていました。1ホールの中にステージが複数ある、ということが意味不明でしたが、本当に複数ありました。真ん中にアリーナがあって、それを囲うように通路がある。その通路沿いにステージがあったり、ステージのある部屋があったりする、というような感じでした。
次にチケットについて。VIPはいまいちよくわかりませんが、VIP用のスペースがあり、前列に入れるようでした。私はアリーナの指定席チケットを取ったのですが、きゃんちゅーはアリーナでのライブはなく、アリーナには1歩も足を踏み入れぬまま終わりました。お目当てのアイドルがアリーナでライブをしないのであれば、指定席は不要でしたね。
ライブについて。とても人口密度が高いです。女の子1人だと痴漢され放題だな、という距離感でした。私は彼が一緒に来てもらえたことに心底感謝しました。ただ私が参加したブルーベリーステージという会場には女の子限定のスペースがあり、そこからであれば、安心して見ることができました。女性限定スペースがあるよ、というご案内とかもどこにもないんだなと思いました。今回は、たまたま前に進んでいって、そのスペースを見つけることができました。ただ、事前に知りたかったなとも思いました。ホームページやチケット購入時、QR掲示時、会場入場時、教えてもらえたら、もっと安心できたのだけれど、と。
特典会について。これが1番わかりにくかった。そもそも特典会で何をするのかがわからない。調べてみると、なんだかチェキが撮れて、少しお話ができそうなものという想像はつきました。
チケットは当日に買えるのか?支払い方法は?何枚まで買えるの?いつから並べるの?うまく情報を見つけることができませんでした。
結論としては、きゃんちゅーは当日並んで買う方式。支払い方法は現金のみ。アイドル1人に対して、1枚だけ、他のアイドルも一気に購入は可能。もう1度撮りたければ、再度物販列に並ぶ。物販列はさほど長くないです。
いつから並べるか、は、始まる時間の10分前から。前のアイドルの特典会が終わり、準備ができてから。待ちスペースも狭いため、列を作ることができません。つまりそんなに早く行ってもさほど意味はありません。
特典会の購入チケットの裏にある注意事項を入念に読み込んで臨んだけれども、なんだかわたわた。
何をするのかも分からないので、注意事項を読み込んで、これでよしと臨んだ特典会での様子を時系列で書きます。
04.はじめての特典会に混乱の嵐
特典会でチケットを入手後、お目当ての方の列に並びます。いよいよ私の番がきます。わくわく。まず、スタッフの方に超早口で「ツーショット?ソロ?」と聞かれます。最初は聞き取れず、聞き返します。そんな選択肢があることも知らず、混乱しました。そのあと「縦ですか?横ですか?」と聞かれます。意味がわかりません。縦で撮るか、横で撮るか、ということでした。ここで1わたわた。
ツーショットでお願いします、と言うと「マスクあります?」と聞かれます。「!?マスク!?」となります。マスクがあるとなんなの?何に使うの?なんでマスクをしないといけないの?
質問はいっぱいありますが、他の方も待ってるので、質問してられません。とりあえずマスクを探します。奇跡的に非常用のマスクを持っていたので、そちらをつけます。ここで2わたわた。ソロ撮影であれば、自分はマスクしなくていいようでした。未だになぜツーショットだとマスクをしないといけないのかはわかりません。
そしてついにご対面。はじめまして、ときゃんちゅーに挨拶をします。すると、「なににする?」と聞かれます。なにを?なににするの??となります。ここで3わたわた。チェキのポーズを何にするかと聞いてくれます。ハートでお願いしますと伝えます。
撮影後、なんだかトークタイムがあるようで、話しかけてくれます。あ、こんなにちゃんと話せるの?とここで4わたわた。
きゃんちゅーたちはたくさんお話ししようとしてくれます。とても嬉しいです。それをスタッフさんに「おわりでーす!」と切られます。時間があるのは分かります。ルールがあるのも分かります。でも好きな人が頑張って話してくれているのを遮られるのは悲しい。そして、どうしてもまだ話したいと私が駄々をこねているかのように、伝えられるのがなんだか悲しい。
他のオタクの皆さんは慣れたそぶりだったので、ただ私が慣れてないだけだと思います。アイドルオタクの方々はきっと特殊な訓練を受けているに違いありません。私は自分もアイドルも人として扱われる心地がしないこの文化に慣れる気がしませんでした。きゃんちゅーは大好きだけど、この文化は向いていないのかもしれません。
4人とのチェキ撮影を終え、心も体も疲労困憊。慣れない土地で、ピーチステージのあとに帰るには、急いで向かわなければならない。急いで向かうほどの体力・気力が残っていない...と泣く泣く早めに帰りました。
05.結び
きゃんちゅーに会えるのが楽しみでよく眠れてなかったこともあり、想像以上の異空間に疲弊してしまいました。私には向いていないのかもしれない。なんだかすべてが難しかった...
正直、私にはアイドルオタク向いてないって心折れながら、並んだ4人目の特典会。最後はびびちゃん。はじめてきたんだ、と話をします。すると、「え、はじめてで、アットジャム?オタクばっかりでしょー!」「気をつけてー!」とケタケタ笑ってもらえました。やっぱりそうだよね?ここだいぶ異空間だよね?と少し安心しました。本当に心が救われました、天使です。
2時間強で、たくさんの感情を味わう異文化体験。こんなに向いてない向いてないとほざいていますが、この後、なちたん生誕、シーオンさんツーマンと、立て続けにライブ参戦。しっかりあめちゃんをやっています。その話はまたいつかどこかで。
とんでもなく長い文章を読んでくださり、ありがとうございます。これをここまで読めた方はすごいです!読んでもらえて嬉しいです!
それでは、また。