鬼とパートナー
私にとって、理想のパートナーとは「鬼に金棒」のような関係だ。
#私のパートナー というお題企画で、いつのまにか鬼と絡めて1000文字超書いてしまった…。
1.鬼に金棒
あれは数年前。
「結婚とかしなくていいから、ひとりで生きていけるように、強くなりたい」と、ぼやいていたら、
「ひとりで強いなら、ふたりでいたら鬼に金棒だよ!」という友達の返しに、感動した。
「鬼に金棒」、いい響き。
鬼単体でも十分、つよい。そんな鬼が、金棒とあわさって、さらにパワーアップするような関係って、かっこよくない??
あぁ、犬も歩けば棒に当たるというし、鬼も歩けば金棒に当たらないかなぁ。
一度手にしたら、がっつり掴んで離しません、鬼に金棒、だけに。
ふたりでいたら強くなれるような、素敵なパートナーを見つけたあかつきには、鬼の首をとったかのように、思いっきりのろけるんだ…。
と、瞬時に、鬼ヶ島に向けて祈った。
2.鬼のパンツ
よく、「もえこみたいなハッキリした人は、なんでも言うことをきいてくれる、おとなしい人がいいよ」「もえこは肉食っぽいから草食がちょうどいい」云々。
端的にいえば、「尻に敷かれる」男性を勧められるけど興味ない。
鬼の尻に敷かれる、節子、それ鬼に金棒ちゃう、鬼のパンツや。
はこうはこう鬼のパンツ♪
10年はいてもやぶれないというし、確かに尻に敷かれるのも、強くないとできないね。
でも、私は「鬼に金棒」といえる関係が理想なんだ。
3.鬼の目にも涙
が、よく考えたら「鬼に金棒!」といいながら、私は、すぐ、金棒に泣きついてしまうだろう。あぁ鬼の風上にも置けない鬼です。
鬼をコントロールできる金棒なんていたら、本当は金棒に姿を変えた猛獣使いなのかもしれない。
4.鬼が笑う
あれ、#私のパートナー というお題企画で、「結婚とか同棲とか、幸せなパートナーシップについて聞いてみたい」という話を書くつもりだった。
パートナーがどんなに好きでも、たとえば結婚となると関係が変わりそうでこわい、と感じる。あぁ…鬼が出るか蛇が出るか。
小姑鬼千匹ということばがあるくらい、相手の家族との付き合い一つとっても大変そうだ。
まったく、こちらはただの一匹の鬼だというのに、鬼に金棒で生きていたいだけなのに。
いや、鬼の風上にも置けないような鬼が、金棒を守り切れるのだろうか…
と、先のことを頭の中であれこれ心配するだけでも、それこそ鬼が笑う、だよねぇ。
そもそも私は鬼じゃなかった。
幸せな既婚者から幸せな事例を収集したいという話はまた別で書こう。
(こんなこと書いていて、記念日が節分だったらネタだよなぁ)
真面目な話は全部コレにもっていかれた感がある。