サンタクロースの起源がわかったようなクリスマス
今年ほど、クリスマスの雰囲気を満喫しない年も、久しぶりだ。
なんらエモい気分にならなかったので、ほんのちょっと、エモくなるような文章を書きたいという、せめてもの抵抗だ。
私が何人かに聞いてまわった質問。
「お子さんに今年は何をプレゼントしましたか?」
サンタさんに一生懸命手紙を書いていた話。
(欲しいものだけだと外れたら辛いから、ちゃんとかなえてくれそうな妥当なラインもいくつか書いているらしい笑)
朝4時起きして喜んでいたよーとか。
小さい子向けのパズルって、難易度設定が難しいんですよ‥って話とか。
いつ聴いてもなんか楽しいw
クリぼっちネタでも、カップル、またはカップルに進化する可能性があるふたりの、クリスマスの浮かれた話って、時期によっては心がザワザワするんだよね…
お一人自虐ネタも惚気も、「愛されたい私」が根底に見え隠れするんだよなぁ。だからザワザワするんだ。
で、「お子さんへのプレゼント」は、「愛されたい私」じゃなくて、「こどもが喜ぶ顔が見たい」に意識が向かっているから、いつ聴いても微笑ましくてこちらもちょっと幸せな気分になる。
子どもがほしいと思えない私ですら、クリスマスは、一年に一度、「子どもがいる生活って微笑ましいなぁ」と思える日だ。
人様の親になるなんて空恐ろしいんだけどさー…自分の面倒もろくにみられないのに、365日、生命体の保護をできる気がしないんだけどさー…
はぁ、クリスマスだけ、ちょっと離れたよその子に(―たとえば、甥とか姪とか、友達のお子さんだとか―)、贈りものをして、「子どもがいる生活」のいいとこどりだけしたいw
いいとこどり、上等。
あっ、こういういいとこどりをしたいオジサンが、サンタクロースを志願するの?
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