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チェコ留学スタート!アクシデントと涙を超えて

お久しぶりです。ようやっとチェコに到着しました!
今は寮でnoteを書いています。

寮に着くまでの私のドタバタ劇について書こうと思います。



スーツケースが予想以上に重かった


私はLサイズのスーツケースボストンバックリュックの3つでチェコへ向かいました。

家でパッキングを終え、家の中でスーツケースを転がしながら歩いたときは「少し重いけど、まぁいけるでしょ!」と思っていました。

しかし、出発当日、リュックを背負って、スーツケースの上にボストンバックをのせて歩き始めると「あれ?これ大丈夫か?」「重いかも…」と不安になってきました。

さらに、エスカレーターから降りようとしたとき、少し持ち上げなければ引っかかってしまうのですが、持ち上がらない!

すぐに後ろにいた母が助けてくれてなんとかエスカレーターを降りることができたのですが、これを一人で、しかも知らない土地で、このスーツケースを扱うことができない!と感じ、ホテルで荷物を減らすことにしました。

減らしたものは、パックごはん・服・化粧品の予備です。その日の夜、母がホテルで重いものを減らしてくれたのですが「あー、私のお米が」「あー、乳液の予備をもっていけないのか…」と悲しかったです。

実は、昔治療を受けたことがあり、お医者さんから「あまり重いものは持たないでね!また治療しなきゃいけなくなる可能性が出てきてしまうからね!」と言われています。

母に「重いもの持って長い間歩くのはあなたの体には合ってないよ。郵送できるから!治療費で何十万もはらうよりは国際郵送で送ったほうがいいから!ね!」と言われると、仕方がないかぁ、もう一回あの治療するよりは現地調達したほうがいいか、とあきらめるしかなかったです。
(気合でいけるんじゃない?と思ってしまう自分もいました…笑)

飛行機に乗り遅れるかも!

私は今回のチェコ正規留学が初海外でした!
小さいころから留学したいという気持ちはあったのですが、入院していたり、コロナだったりでタイミングを逃していました。

なので、恥ずかしながら国際線に乗るまでの流れが全く知りませんでした。
事前に調べなさいよ、という感じなのですが、留学準備で本当に精一杯で、空港のことなら空港の職員さんに聞けばいいし、国内線の感覚で行けばいいんじゃないかな!と思っていました。
(本当に本当に後悔しています)

母が「頑張ってね」と泣きながら見送ってくれたとき、私も涙が止まらず、ワクワクした気持ちと悲しい気持ちが入り混じった状態で、よく留学動画でみる流れじゃん!と思いながら、約30分前に保安検査を通過しようとすると、バーコードを何度かざしてもゲートが開かない。立っていたスタッフさんに「時間切れです。担当のものが来るので待っていてください」と言われました。

もう涙は消えました。「えっ?乗れない???」
とりあえず待つかと待っていたのですが、担当の方がなかなか来ない!

さっきまで泣いていた母も「どうしたの?」と不安そうな顔で私に聞いてきました。

ようやっと担当の方が来てくれると「出国審査の場所は右に曲がったところです!急いでください!」とだけ言われ、言われるがままに保安検査を終え、走りました。

出国審査は無事できたのですが、そのあとどこに行けばいいのかわからない。搭乗口ってどこ?となり、係の人に「○○航空の搭乗口はどこですか?」と聞くと「56番です!」と言われ、とりあえず56番まで7kgくらいあるリュックをしょいながら走りました。

しかし、56番に着くとそこには誰もいません。スタッフさんも。

本当に焦りました。この時すでに離陸まで10分を切っていました。とりあえず走って来た道を戻っていると、先ほど56番と教えてくれた方が走ってきて「36番です!反対側です!」と言われました。

私が聞き間違えていたのでしょうね。本当に自分に絶望しました。
係の方が一緒に反対側の搭乗口まで走ってくれてありがたかったです。走っている間、放送で私を呼ぶアナウンスが流れていました。恥ずかしかったです。

ようやっと搭乗口に着き、パスポートを渡して、飛行機に乗ることができました。
一人だけ息切れしていて、恥ずかしかったです。

おそらく私は手荷物を預けた際に「30分前までには搭乗口へ行ってください」と言われたと思うのですが(推測なので違うかもしれません)、「30分前」という数字だけ頭の中にあり、30分前に保安検査をすればいいのかなと思い込んでいました。

国際線の流れを全く知らないまま行ったので、国内線の感覚で保安検査を通ればすぐに搭乗口があると思っていました。

本当に空港のスタッフの方には申し訳なく、これからはもっと準備を万全にしていこうと心に誓いました。


1人、飛行機の中で号泣


飛行機が動き出した瞬間、涙があふれてきました。

留学準備中は、ワクワクやドキドキが強く、悲しいという気持ちはゼロに近かったです。

海外には行ったことはないけど、小さいころから何度も長期間入院して親元を離れたことはあるので、ホームシックとは程遠い人間だと思っていました。

でも、本当に大学の勉強についていけるのか、チェコでの生活に慣れることができるのか、生きて帰ってこれるのか…いろいろな不安がが一気に押し寄せてきました。

いつでも簡単に会うことができていた家族や友達には、10時間以上かけて日本に来ないと会うことができません。そのことが急に現実味を帯びてきて、孤独感に襲われました。

号泣していると、周りからの視線をものすごく感じ、涙を止めなければいけない!と焦り、気を紛らわすために映画を見始めました。


まとめ


まさかこんなにもアクシデントが起こるとは思っていませんでした。
(今回は書きませんでしたが、他にも小さなアクシデントがいくつかありました…)

でも、これもすべて新しい体験であり、学びだと思っています。
(思い込ませています笑)

これからも、チェコでの生活や大学での勉強を通して、さまざまな困難に直面することがあると思います。

そのたびに乗り越えて成長していく自分がいると信じたいです。この経験が私をさらに強くしてくれるはずだと思うと、少しずつ不安も楽しみに変わってきました!

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