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レールの上を歩け



「人に決められたレールを歩む人生でいいの?」
的なフレーズありますよね。




自分の人生、自分のやりたいことやろうぜ! 
みたいな?????
 

でも私思うんです。

レールの上歩いた方が楽だし
いいと思うよって。
 
 
 
 
 
 

 
王道の人生歩くの辞めちゃった
私が言うのもあれですけど。
 
 
 
 
 

私は勤めていた会社を退社するまでは
母が敷いてくれたレールの上を歩いていました。
 
“この高校を目標にしなさい。”
 
“この大学を目指しなさい。”
 
私はその時他にしたい事もなかったし
母が言うことを鵜呑みにして
じゃあそこの学校に行こうじゃないか!!!
と勉強して、まんまとその学校に通いました。

 
今考えると、とても楽でした。
何も考えなくてよくて。

 
入試もその学校の試験を合格することだけを
考えて勉強すればいい。
 
どの学校に行くか悩む事もないから
勉強のスタートも早かったです。
 


本当に楽だったなあ。
 
私の学力どんぴしゃか、
ちょい上の学校を指定する母。
 
思い込みの力なのか、
ちょい上でも不思議と合格しちゃったりするし。
 
 
大学までは両親の理想のレールを
それはそれは完璧に歩いていました。

でもあの人達そこから何も言わなくなっちゃって。
この会社はおろか大企業に入れとも何も言わない。
 

どうしたらいいものか本当に困りました。
会社説明会に行くのは社会見学みたいで
好きだったけど、働きたいかって言われたら
あんまり働きたいと思わないし。
 
 

でも、みんなも会社に入って働くから
とりあえずそういうもんだ
と思って何も考えず適当な会社に入って
働きました。
 
 
 この会社に入りなさい。
って決めてもらえたら
どんなに楽だったことか。
 
 
 
 

 
会社勤めはあまり楽しくはなかったけど
その中でなんとなくやりがいも見つけて
頼られる存在にまではなれたかなと思ってます。
 
 

で、退社したと同時に
レールを外れたんですね。

 
1~4ヶ月の短期アルバイトのはしご。

結婚することを期待していた両親から
すると一大事だったと思います。
私は退社する事を母に言ったら
倒れるんじゃないかと心配でした。

 
私もずっとレールの上を歩いてきたから
自分の将来が不安で仕方ありませんでした。
 
回りのマイノリティな
人生を歩いている人達が
どうやって暮らしているのか
とにかく聞きまくりました。

全員質問責め。
 
 
それでわかったのは
十人十色ってこと。

百人いたら百通りなんだってわかった。
 
 
そこからは決断の連続。
どこでなんの仕事をするのか。
アルバイトか社員か、
全部の決断が自分に返ってくる。
 


 
人が作ってくれたレールを外れたら
考えることが増えました。
 
仕事のストレスは減ったけど
考えるタイミングが増えたし
自分に対する責任も大きくなった。
それが楽しかったりもするんですけどね。
 
 


王道の人生ってやっぱり
大多数の人が選んでるから
悪いものじゃないと思うんです。
 
 
でもレールの上歩いたって
結婚とか子供とか家族の関係とか
悩むし、どのみち大変でしょうけど。
結婚なんて一大決心だし、
子供産むのだって おおごと です。

会社でのストレスってすごいし。
 

どっちがいいのかなんてわかんないけど
先が見えなさすぎるレールを歩ける人は
レールを外れるのもいいと思う。
 
王道を外れるのも決断だし
また戻るのも決断。
 
 
なにもしないで
文句だけ言っている人には
あまり共感出来ないけれど。
 
与えられた環境で
自分の 楽しい とか 幸せ  
を見つけるのも能力だし
自分で探しに行くのも方法だと思う。
 
 

要するに、
そんなに文句言ってるくらいなら
やめちまえ!
レール敷いて貰えるのは
ありがたいことでもあるんだぞ!
ってこと!!!!!

 お互い人生がんばりましょうね。

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