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1月6日 【檜洞丸】

旅人3日目。
この日は神奈川県の山 檜洞丸 へ行ってきました。

今回は 山飯よねずきっちんの よねさん と。
大きな富士山おにぎりがトレードマーク!

【檜洞丸】
・丹澤山陵 西丹澤に位置
・別名 青ヶ岳
・標高1601m
・登山口 西丹澤ビジターセンター
箒沢公園橋
・駐車場 西丹澤ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/
・トイレ 登山口、青ヶ岳山荘


丹沢 なのか 丹澤 なのかわからない(笑)

西丹澤ビジターセンター(以外ビジセン)
写真の通り駐車場は10台程。あとは路肩にも停めれるようになっていてそちらは結構な数ありました。

少し舗装路を歩いて、こちらが登山口。

ここ丹澤山地では30頭程の熊が生息しています。人がいる東丹澤(塔ノ岳、鍋割山等)よりも比較的静かな西丹澤(丹澤最高峰 蛭ヶ岳、檜洞丸等)の方が出没が多い模様。以前私が調べた時はかなりの出没件数でした。山小屋付近にも出ます。会いたくない方はご注意を。

緩やかな山道を歩きます。

がさがさっ

え?

もしや、、と思いびくびく。
(私はどこでもびくびくしています。)

目を凝らすとじっとこちらを見つめる鹿がいました。鹿かあ。良かった。それにしても ずっとこっちを見てる。つぶらな瞳が可愛いけど、そんなに見られると緊張するなあ。目力で心に穴が開きそう。登山道から少し下ったあたりにいたので、私達が歩いては鹿が逃げ、じっとり視線を浴びせられ、私達が追い付いて、鹿がまた逃げて、、の繰り返しがしばらく続きました。お尻が白いハートでプリティでしたね。

よねさんが「これはミツマタだよ」と教えてくれました。あの春先に可愛い黄色い花が咲くミツマタです。枝の先に蕾をたくさんつけていました。いつかと思ってなかなかベストシーズンに見れないでいるお花。春は里山に花が咲く季節だから忙しくて。それにしてもすごい量。ここで満開のミツマタを見たらすごいんだろうなあ。今年の春はきっと行けないから皆の写真を見てジェラシーもんもんしてると思います。皆様楽しんできてください。

沢を渡ります。
飛び石ひょいひょい。
ゴーラ沢かな?

地図的にはここから斜度があがるはずだけど、どうなんだろう。のっけから階段、つらいね(笑)よいしょ よいしょ とペースを崩さず登っていきます。汗も吹き出してくる。

あぁ暑い。登山口はあんなに寒かったのに。

「今日はよく見えるね」振り返ると大きな富士山がありました。昨年初夏 金時山から見た富士山と違って真っ白。もうあっちは極寒の氷の世界なのかな。きっとすごいんだろうなあ。富士山を見ると何故か力が出てきます。日本人の心でしょうか。

本当に力強くてかっこいい山。

ここまで来ると山頂まではもう少し。

丹澤らしい木道。

霜柱の道。
ずっと霜柱が続いています。綺麗に柱が並んでるから足跡を付けるのがなんだか勿体ない。

着きました!山頂。だーれもいない一番乗り。ここまでの道中も人に会わない静かな山でした。展望がないと聞いていた割には富士山がしっかり見えて満足です。

そしておまちかねのごはん!

よねさんはおいしそーーーなごはんと特大おにぎりを持って山を楽しんでいるのです!今日はそんなやねずきっちんにお邪魔しちゃいました♡

はいっ!どーん!
なんとよねさんのザックから出てきたのは特大のお肉!こんなお肉久しぶりだ~~~。魚ばかり食べていた私にとってこれは最上級のごちそう。塩胡椒してにんにくと一緒に焼いてくれます。おいしそうなにんにくの匂い。あ~よだれがとまらない。涎が滝のよう。滝汗ならぬ滝涎。

おしゃれにカット。
最後にステーキソースをからめてできあがり!

その間私はパンを焼く係に任命頂きました。
(よねさんのザックにはフランスパンがついていました。)

パン コン トマテ!!!!!
見た目の派手さはありませんが、上手に出来ました。

さあ富士山を目の前に頂きます。
ビジュアルだけで美味しい。
食べたらもっと美味しい。

最高の贅沢を頂きました。

こちらが噂の特大富士山おにぎりです。可愛いですよね。でもサイズは怪物級。今回の具は梅干し3つだそう。

最後にぱしゃり。

青ヶ岳山荘に寄ってから下山しました。

本当に青い。綺麗なブルー!

さあ、下山!

帰り道はかっこいい富士山を眺めながら。
足元階段だから気を付けてね!

丹澤と言えばこの階段、木道が印象的です。前回歩いた時は手入れがすごくてありがたい 程度に考えていましたが、山小屋勤務を経験した今、こんなに手入れがされているのはすごい事だと心から思います。丹澤の場合、土壌、植物の減少が深刻なのでこうして歩く場所をしっかり造る事で植物を守らなければなりません。そういった背景はありますが、ここまでのものを作るのは相当な労力 お金が必要です。冬にもたくさんの人が来る場所。雪は降ったり無くなったり。木の道をアイゼンで歩くと木が痛んでしまいます。そういうところも春には直さなければいけない。大変です。

下山は石棚山陵ルートを辿ります。
小屋を出た後しばらくは公園を散歩するようなほのぼのとした道です。

それがしばらくするとこんな感じ↓

急なアップダウンが続きます。
丘を何個越えたんだろう。

下りの斜度もどんどんきつくなっていきます。

くたびれた(笑)

でも山は容赦ないです。

挙げ句には鎖も出てきて

梯子まで出てきた。

この後は沢沿いをのほほんハイク。

最後に数回渡渉してごーる!
箒沢公園橋!

車が停めてあるビジセンまで舗装路を少し歩いておしまい。

近くの中川温泉でお風呂。

魚山亭やまぶき さんでお風呂を頂きました。昔ながらの旅館です。よねさんは昔宿泊したこともあるそう。

【魚山亭やまぶき】
http://gyosantei-yamabuki.com/index.html

お風呂でスッキリしてよねさんとの山旅もおしまいです。

以上!

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