分解できる展示什器をDIYしてみる
東京ハンドメイドマルシェ、おかげさまで無事終了いたしました!
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました😊
今回は2回目の出店ということで、1回目の出店で一番課題と思われた「もっと手に取りやすいディスプレイにする」という点を改善すべく、展示什器の工夫に重点を置いて出店準備をしたので、その様子を少しご紹介したいと思います!
<参考:前回の出店の様子>
前回は什器製作にかけられる時間がほとんどなかったこともあり、アクセサリーは箱に入れたまま展示するという形をとったのですが、当然、不安定な状態で置かれている物に手を触れて下さる方はおらず…💦
また、アロマキャンドルの展示が「香り見本」と分断された状態になってしまったため、これまた手にとってもらう確率が低く…😓
そんな訳で、今回の展示は・・・
・・・の3点を目標に、イチから什器の設計をやり直しました。
<1、イメージスケッチ作製>
まず、PowerPointを使って、イメージ図を描きました。
アバターが笑えますが(笑)、私の身長で登場してもらうことで、立ってる人の目線との関係性をチェック!
<2、製図>
ホームセンターで売られている桐集成材の幅(90、120、150mm・・・)で作れるよう工夫しながらエクセルで製図。※図は割愛します
≪ なぜ桐集成材? ⇒ 理由は前作の記事(下リンク)にて ≫
<3、ホームセンターで木材購入>
前回同様、予め木取りを綿密に決めた状態でホームセンターに行き、有料のカットサービスで全て切り出すところまでやってもらいました。
<4、組み立て>
今回は詳しい手順は省略しますが、ポイントは「分解できるようにする」こと。
理由は、車を持っていないため、什器の搬入は宅急便で送る or 電車・バスで自力で運ばないといけないためです。
そこで登場するのが「鬼目ナット」。
専門学校の課題で、組み立て式の椅子を作った時に使った部品です。
この、"なまこ" みたいな見た目の部品を打ち込んでおくと、ボルトを自由に抜き差しできるようになります。
この鬼目ナットを、普通であればビスで留めるような部分に全て打ち込んでおきます。
木口方向にまっすぐ打ち込むのはなかなか至難の業で、いくつか失敗しました(笑)
<5、完成!>
実際に組み立てて出店した時の様子がこちら↓
今回の改善で、アクセサリーもキャンドルもだいぶ手に取っていただく確率が上がりました✨
そしてこれを分解すると・・・
こんなにコンパクトになります!!!
大物(写真の左側)は手で持ち込み、他は作品と一緒に段ボールに入れて宅急便で送ることができました✌
実際に出店してみてまた改善点は見つかったものの、ひとまず前回よりはだいぶマシな展示になったのでは?と自負しております。
次回は12月のマクハリハンドメイドフェスタ。
そちらの出店に向けて、また新作づくりなど精を出いきたいと思います!!