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メンヘラのなおしかた

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中3の時統合失調症で入院した筆者が、一般就労できるまで回復する過程のおぼえがきです。
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2024年2月の記事一覧

演技(アクトセラピー)

自分の思っている自分と、知り合いがそれぞれ持つ自分像は全部違う。 どれも本当の自分ともいえるし、どれも本当の自分ともいえない。 みんな自分の認識は自分の中で正解。 意外な面を見るのは、他人も、自分自身に関しても、面白い。 あまりに「なりたい自分」を演じてスターになるのは、向いていない。 でもたまに、演じてみたいなと思うことがある。 寸劇みたいな、声優みたいな。 スッキリするのかなあ。 たまに配信の発言の後追いをして、スッキリしたりはしている。 声は感情が乗る。特に女性

幼児期のなごり、今、感情を満たすには

心の奥底に、幼少時からの積年の怒りが溜まっている。 『心のブレーキの外し方』という本の特典音声を聴いたことがあるが、「100人に一人くらい刺されば良い話なのですが、怒りが溜まっているんですよ」という発言をしていたと記憶している。 100人に一人とは、巷で言われる統合失調症の割合である。 この本の著者が、統合失調症の患者のことが頭の底にあったかはわからない。だが、私はこの言葉は、統合失調症患者の本質を表現したのではないか、と解釈している。 怒りは、思うようにいかない人生に