日々の食べ方
久しぶりに読み返した「murmur body&soul」冷えとり健康法特集が良い。
やっぱり読むタイミングによって響くところが変わるし、気づくこともある。
お子の肌の湿疹に悩む友だちに貸そうかな、と思った今日、いや待てよ、内容ほとんど忘れてるわたしが先に読んでからにしよう。
と思い立ったのが読み返すきっかけとなった。
読み返している今、深夜12時過ぎ。
アトピっこと言われている(本当かな?と今は思っている)子の寝かしつけが長くて目が冴えてしまい、夜食をおともに読んでいた。
小腹が空いたな、と今朝作っておいた野菜と鶏肉の塩蒸しの鍋をそっと開けてみた時、においに違和感を感じたわたしがいた。
傷んでいる、とかではなくて
お肉だな、とわかった。
お肉がきらいになったわけではないけれど、今のわたしにお肉はあんまりいらないな、と感じている。
それでもスーパーで選んでみて、料理してみるのは、自分のためでなく、パートナーのためを意識しているからだ。
これでもお肉を買う頻度はグッと減って、自分だけならもうほとんど買わないかもしれない。
ちなみに、魚介は選ぶ。
けれど、脂身が多いものや大きな魚は避ける傾向にある。
こないだは、鰤を塩焼きにして、ゆず塩を添えたら美味しかった。
それでもたぶん、自分だけの暮らしだったら、ほとんど菜食なんじゃないかなと思う。
牛乳も、チャイやココアが好きだし、コーヒーにミルクを足したい時もあるから買っているのだけど、なんとなく飲んだあと、おなかが痛むような気がするこの頃。
からだは日々日々変化している。
豆乳は、お子の大豆アレルギーがあるから避けていて、かといって身近なところでオーツミルクなど買えないゆえ、低温殺菌牛乳を割引シールが付いている時だけ買っていた。
けれど牛乳ももしかしたら、もういらないのかもしれない。
オーツミルクはおいしいとお子も飲むし、なかなかいいなと思っている。
通販で買えばいいという考えもあるけれど、わたしはよっぽど欲しいものがない限り、ネットショップも利用しない。
輸送にかかるエネルギーとか、梱包材なんかが気になるのもあるし、直接見て触れて選びたいという気持ちが真ん中にあるのだ。
普段お店で作って提供しているのは、ヴィーガンごはんとおやつ。
もう10年くらいになるけれど、全く飽きないし、むしろ心地いい。作るのも楽しい。
ということは、自分に合っているんだろうなと思う。
どうしても、自分だけで暮らしているわけではないと、家族に合わせたりする場面もある。
だけれど根本は、自分に合っているものを作り、食べるのが大切だし、まわりまわってそれが家族にとっても良いこともあるだろうなと思う。
もう少し、自分中心でいいのかも。
とふと思う深夜の台所。
それにしても、最近送ってもらった岩手の花巻のお野菜やパン、お餅などなど素晴らしい食材ばかりで感動した。
セレクトしてくれたともみさんも、そのひとつひとつの生産者のみなさんとも、食を通して繋がれたのがうれしい。
岩手へは夏に行くことが決まっていて、それもすごく楽しみだ。