ぴぴっ
下書きの続きを書いてみるシリーズ第二弾。
2018年6月にタイトルと写真を入れたままだった。
「ぴぴっ」
アンテナのことだ、きっと。
ぴぴっときた方へ素直に行ってみる。
思考より素早く届く「ぴぴっ」という感覚にヒントあり。
行ってみた方向がまちがっていたなんてこともあるけれど、行ってみて体験してみないとわからないし、わたしの性格ではどちらにせよ行ってみないと気が済まなかったりする。
独立系旅雑誌「LOCKET」編集長のうっちー(内田洋介君)が言っていた。
「まずは全部自分でやってみたいと思っちゃうんですよ。」
雑誌の企画から構成、取材や撮影、販路開拓に至るまですべて自分の手で行っている彼の雑誌のテーマは
”ぼくらの身体を賭して、ぼくらにとっての真実を、ぼくらの言葉で描き出す。”
そう、体験したいんだよね。
この地球に生まれたからには、この身体でもってしか体験できないことがたくさんあるから。
毎号、生身の彼自身の体験から出た本音の言葉、目で見た風景をカシャっとフィルムで残した写真が凝縮した雑誌が届く。
デザインにちりばめられたユーモアやセンス、紙質に至るまで工夫が見えて、毎回ワクワクしながら読んでいる。
そんな雑誌を取り扱えるのはすごく嬉しい。
本当にいいな、最高だなと思う本との出会いはたくさんあって、それをわたしだけが知っているのはもったいなすぎることだし、ぜひ届くべき人の元へ届けたい。
そんな気持ちで、毎日少しずつではあるけれど、これから始める本屋「羅針盤ブックス」のことも進めている。
今日は新たに写真家の飯坂大さんの写真集を注文した。
TWO VIRGINSの「みんなのちきゅうカタログ」も再発注した。
(過去に2回仕入れて完売した本)
もう2冊、仕入れたい本があるのだけれど、今日はもう眠いから明日に回そう。
星の数ほどある本の中から、自分の本屋ではなにを並べるのか。
それこそもう「ぴぴっ」のアンテナ頼りだ。
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