見出し画像

今こことその向こう

今朝はお店を休みにすることを決めて、洗濯機回して、2年使わなかったホットカーペットを粗大ゴミに出した。

掃き掃除をしてお好み焼きを作った。

作っているうちに今これ食べたいわけじゃないなぁと気づいて、コーヒーを淹れてパンを食べることにした。

食パンに昨日作ったポテトサラダのっけて、コーヒーにはミルクを注いで冷たくして飲んだ。

あたまじゃなくてからだで、今の自分のほんとの気持ちを見逃さないようにする練習。

コンビニでエクレア買って食べたいなぁって思って、セブンに寄り道しようと自転車を走らせる途中で、あ、からだは求めてないなと気づいて素通り。

あたまでは、昨日twitterで見かけた情報が引っかかっていた。
たべたいような気がしていたけど、からだはちがった。

そういうことはしょっちゅうある。


週末、NVCのワーク中にmoeちゃんに言われたことがあたまに残っている。

「海が好きだから海の近くに住みたいって、シンプルですごくいいね。」

みんなはそうじゃないのかな。

海が好きだから海の近くに住みたい。

ずっとずっと思っていること。

改めて考えてみると、それを叶えてあげられるのは自分しかいないんだよね。

パートナーや周りの人との話し合い、協力も必要だけど、最終的にそれを実行するのはわたし。

昨日読み終えたばななさんの小説「アムリタ」は読み直したのは何度目かわからないけれど、今回は初めて涙がつうっと流れた。

海のシーンでたまらない気持ちになって。

なんでわたし、こんなに好きなのにそこにいないんだろう。

この気持ちはふたり暮らしを始める前に似ている。

たしか、彼にも伝えたきがする。

「こんなに一緒にいたいなって思うのに、なんで一緒に住んでいないのかわからない。」

そんなふうに言ったように思う。

会うたびに帰る時間が惜しくて、一緒にいたいなぁって思うのに、なんで最終的に別々の家に帰る?

単純に疑問だった。

その思いはそのあとあまり時間をおかずに叶えることができた。

それも自分が、自分たちが動いたからそうなった。

シンプルなんだと思う、本当は。


だからって今この瞬間すぐには海の近くに引っ越せない。
準備が必要だ。


アムリタを読み終えた時ふっと顔が浮かんだひとに、メッセージを送った。

彼女も海の近くに住んでいる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?