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素敵な文章とは?
11月に入り、一段と冷え込んできましたね。
寒くなると、
ベランダでホットコーヒーを飲むかのような
穏やかな黄昏モードに入ってしまうもえです。
みなさま、いかがお過ごしですか?
今日はですね。
年間30冊以上の
著者様のサポートをしているなかで
私が常々感じている
【素敵な文章とは?】について
語っていこうと思います。
あらかじめ伝えておきますが
今日の話はテクニカル的な話というよりも
・文章との向き合い方
・完璧主義に陥りがちなときに
忘れてしまっている言葉を紡ぐ本質
といった内容になっております。
音声で「ながら聞き」をしたい方は
こちらから
1)ライティングとは「語りかけ」
一行目に何を書けば?
文章を綴るテクニックは?
テンプレートは?
気になりますよね。
実際、そういったご相談
とっても多いんです。
ただ、、、
そういったことを
気にして書いた文章って
めちゃくちゃ浮くんです。
心に染みてこないんです。
例えば、、、
家電量販店に行って、そこにいた店員さんんが語りかけてきたとします。
その人と会話していると
・商品を売るための話をしているのか
・純粋な商品探しのサポートとして
話しかけてくれたのか
その本心が見える瞬間って
ありませんか?
会話と同じ「言葉」を使っている以上
ライティングも同じなんです。
では、何を意識して
文章を綴っていけば良いのか。
2)一番目の読者の心を掴んでいますか?
まずは考えたてってわからない
未来のお客様からの反応を考えたり
「良い文章を書く人だと思われたい!」
といった自分のための
欲望をおさえて
(文章を素敵に仕上げる大切な欲望だけれど…)
一人目の読者の心を
動かしまくってほしいんです。
では、一人目の読者とは
いったい、誰なのか。
それは、「あなた」
執筆のサポートをしていると
よくあるんです。
「もえさん、書きながら私が泣いてしまいました」
「書いていたら、当時のことが蘇って、悔しさで胸がいっぱいになりました」
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書く手は止まらないのに
感情が動くから
書いている間は、
昔を思い出して苦しかった
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と話される著者様も珍しくありません。
そうして生まれた文章は
二人目の読者
そう、私を泣かせるんです。
(これまで、原稿を読んで何度涙ぐんだことか…)
心を動かしながら
紡ぐ言葉には思いが宿り、
体温を保ち始めます。
テクニカルでなくて良いんです。
大事なことは
読者様があなたの文章を通して
あなたの感情が動いた出来事を
擬似体験できるか。
ここにかかっています。
テクニックもテンプレートも
結局は、そこを目的に
生み出されたもの。
だからこそ
そうした形だけの便利そうな
ツールを使いこなそうとしないでほしいんです。
上手か下手かなんて
そんな概念、破りさいてください。
自信を持って
感情的に文章を書いてみてください。
そこに、あなたの思いが
たしかに宿りますから。
座りすぎて足が痺れ、
捻挫しかけた電子書籍プロデューサーもえより。
おしまい。