10年の時を経て
東日本大震災から10年。
当時、私は育休中でした。
次の日に、教会でうどんを作る活動があったので、その準備で教会のキッチンにいました。
キッチンにいると強い揺れがあり、棚のものが落っこちてきました。
火は止めましたが、危うく、沸かしていたお湯が長男にかかりそうになり、冷や冷やでした。
とても準備どころではなくなってしまったので、準備したうどんを分けて持ち帰りました。
帰宅すると、たまたま食器棚から食器が落ちていた以外はうちは平気でした。
多くのところで、断水、停電、ガスが止まるなどのライフラインが切れる中、
幸いにしてうちは全部使えました。
困っている人がいないかと、
近所の友達や職場の同期の友達に連絡して、食事を作ってあげたり、お風呂を貸してあげました。
その時に教会で作っていた、
手打ちうどんが大活躍してくれて、
10人くらいの友人達に、
うどんを振る舞うことができました。
そして、テレビでは現実とは思えない光景が流れ、どうしようも出来ず、ただ早く地震がおさまることを願っていました。
まだまだ復興していない地域もありますし、支援が必要なところが多くあると聞いています。
10年の節目になり、
多くの人たちが再認識することで、また関心が高くなってくれるのではないかと思います。
ここシドニーでも復興支援のイベントがありました。
遠く離れていても、故郷日本を想う人たちがいて、このような催し物をしてくださるのは、大変ありがたく感じました。
日本にいなくても、出来ることを見つけて災害支援を続けていきます。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。