fame the mod (module JPN)
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78年生まれのモッコス(熊本出身)
15歳でモッズカルチャーに洗礼を受けスクーターを購入。
19歳からDJのキャリアをスタート。
99年、00年"MODS MAYDAY 福岡"を主催。
04年 "BRITISH PAVILION 福岡"にレジデントDJとして選抜され、4年間活動。
東京、名古屋、京都、大阪、広島、各地域に招かれる中 "MODS MAYDAY JAPAN2020"-40th anniversary-にDJとして選抜される。
66年以降からアシッドジャズが生まれるまでの空白の20年間…ノーザンソウルシーンの裏側に埋もれた【New Mod Standard】をテーマに活動中。
★モッズに足を踏み入れた(モッズを知った)きっかけは?
中3の時お洒落に目覚め、毎月5冊くらいファッション雑誌を買ってたかな?
流行を誰よりもいち早く!みたいな感じだったから、色んな格好を日替りでしてた。グランジ、ヒッピー、パンク、ワークウェア、ミリタリー等。
当時のカリスマ、いしだ壱成、武田真治にもかなり影響を受けていた。
15歳の高1。やってる最中、なんだか物足りなくなり、そこで目に止まったのが< Vespa >の存在。
ベスパを譲ってくれた地元の先輩が、オマケに付けてくれたのが、ヘルメット、ゴーグル(懐かしのハルシオン笑笑)、そしてリチャードバーンズの【 mods ! 】だ!
普通はこれがキッカケで深入りしただの良く聞く話しだけど、僕の印象はこうだ!
< なんか地味であんまりピンとこなかった >
モッズパーカーだって嫌いだった。
< 個性ねー!なんで皆んな一緒なんだよ >
そんな感じでね。
が、しかし興味は出てきたのでそういう服を買ったりしてお勉強してたら、行きつけのお店のお姉さんが「コウジ、モッズ好きだったらさぁ、友達に凄いのがいるから紹介してあげるよ!」
勿論ここは火の国< 熊本 >だから本当は熊本弁まるだしなのだが…笑笑。
仕事中なのにわざわざ、その方の所に案内してくれた " B.B. BOYS " のホナミさん。
その人は洋服屋の店長らしく、店の前に着くなり入り口には改造されてるベスパが!
シルバーxレッドの悪そうな2トーン、長いアンテナ(当時の見解)も付いてた、風防(ヤンキーあがりなのでこう呼んでた)も付いてる!
1番ビビったのはフロントボックスにスピーカーを突っ込んでて、カーステ組んでた!"やべぇ! ! ! "モッズスクーターを見たのが初めてで大興奮!
「16歳?若いねぇ^_^。スクーター持ってるならさぁ、今度皆んなで走るから遊びにくれば?」と声掛けられたこの方の正体は " kou Hayashi "(元The Numbers ! 現maison de chatnoir)まだ21歳くらいだったと思う。
僕にとってモッズに入り込んだ大きなキッカケは、写真集よりも、さらば青春の光よりも、THE JAMよりも、このフルカラーの生で見た【リアルモッズ 】だった!
PS...
粋がってた15歳の頃、結局2年後にモッズパーカー買ったんだよなぁ(笑)
最後に…
【ルール(先人が選んできた物)を守る側ではなく、ルールを造る側…完成された壁なんてぶっ壊して、常に挑戦し続ける自分で在りたい】
以上…
★自分なりの価値観で選ぶ"mods best3"
基本好きなジャズ、ソウル、ブガルーなどはここでは封印。
レアな物を紹介するのもいいが、僕のモッズ的音楽性を引き伸ばしてくれた90s(白人)にスポットを当てて3枚選んでみた。
①"Window Shopping"/ANDY LEWIS
お好きな方はご存知、ロンドンのモッズイベント<blow up>のサポートDJでポールウェラーとも親交も深い関係にあたるミュージシャン、アンディルイスをご紹介。
このアルバムには多数のアーティストが参加している中、注目はやはり
< Paul Weller >だろう。
スタイルカウンシル、ポールウェラー直系のサウンドで、お洒落かつソウルフルなアルバム。
こういったアーティストが沢山出てくるといいね!
2005年くらいかな?リリースは。
この頃からかな?アシッドジャズレーベル(今回の東京メーデーのゲスト出演のエディピラーのレーベル)の動きがルーツのモッズ系に戻ってきたのは。
2021年の40周年にも絶対来て欲しいなぁ。
②"A Go Go"/ TRÜBY TRIO
まだモッズとしては若すぎた17歳の頃、先輩達は "The Chocolates" というスクーターチームを結成していた。構成員は8名程度…僕もそのチームの最後のメンバーだ。
皆、スクーターだけでなく、バンド、DJとしても活動してる、高校生の僕にとっては、雲の上の存在…これが本物の < モッズ > か!って感じ。
そのメンバーの中でも異色極まりない雰囲気を醸し出してる " アキラ " 君は僕の2つ上。髪の色はオレンジだったり、スーツも " ボストンテーラー " でオーダーと、他のメンバーとは一線を画す感じがビンビン伝わってくる。
The Chocolates が主催するクラブイベント < UP TIGHT >でアキラ君がDJをするという事で興味津々フロアへ。
すると今まで聞いた事の無い音楽…どうやら "アシッドジャズ"、"ドラムンベース" というジャンルらしい…若い僕には到底理解不能。
その2年後アキラ君が新しいクラブジャズイベント " GOLD " をスタート。
謂わゆる < ジャイルスピーターソン > 直系のサウンドだ。
アキラ君こそが現在進行形モッドとして着目していた僕は、このイベントがスタートしてからクローズまで、3, 4年間全て通い詰めた。
その時にイベントで、よくプレイされてたのがこの曲、ドイツのクラブジャズユニット " TRÜBY TRIO "。
ドラムンビートにホーンセクションが絡むシンプルな曲。僕も大好きな曲…まだこの時にはそう感じるくらい。
35歳…約15年後だ、20代前半に60年代モッズサウンドに飽き飽きしていたその間に、ジャズ、レアグルーブ、ディスコ、ガラージなど色んな音楽を聴きプレイしていく中、このレコードをセールコーナーで見つけて思わず購入。するとどうだろう?耳が肥えたのか、以前はドラムンに聞こえたこの楽曲が "ラテンブガルー" に聞こえるではないか!
本当の意味を25年後に再認識出来た!!!
<これがフューチャーモッズなんだ!>ってね!
モッズという幅を広げてくれた先輩からの25年越しの回答に感謝してます。
③"Hundred Mile High City"/OCEAN COLOR SCENE
初めて聞いたのは、90年代の東京メーデーがスペースシャワーTVか何かで特集されている映像か何かでこのPVを見た。
前者、TRÜBY TRIO同様、最初の印象は「いい曲だなぁ」と思うくらいで強い思いはさほど湧かない。
2004年頃に始まったイベント < BRITISH PAVILION > のレジデントDJとして参加する事になってから90sモッズが好きになり買うようになった。
世間的にはモッズバンドとは言い難いが " KULA SHAKER " の " HEY DUDE " 同様、脳みそアドレナリン直下型のドライブ感溢れるフロアキラーな大好きな楽曲!
モッズにとってダンスはとても重要で、基本僕もダンサブルなブラックミュージックが大好きなんだけど、モッズという<悪-ワル->な部分を堪能出来るのは白人(イギリス人)のロッキンなトラックの醍醐味ともいえる。
ブラーやオアシスなど色んなアーティストが出てきた90sの中でも、フェイバリットモッズバンドと言えるのは迷わず "O. C. S."です!(クーラーシェイカー、ラプチュアーも好きなんだけど…笑笑)
60sビンテージサウンドだけではなく、ポールウェラーだけでもなく、モッズっていう1番大事な < 態度 >、< 精神 > というものを再認識させてくれた < DJ TERRY >、< British Pavilion >へBIG RESPECT!!!
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