実家にて、高等遊民のような生活。
実家に帰ってから一週間以上経つ。
最初の一週間は調子が良くなかった。理由はわからない。多分環境が変わったことに慣れる時間が必要だったんだろう。入院してた時の方が元気だったように感じる。
一日中何もする気になれずベッドの上で横になって、基本的に眠くて目を瞑っていた。
1日に1時間くらい活動してる時間があって、その時間にはギターを触ったり小説を書いたりしていた。すごい高等遊民みたいな生活。人生を『遊び』だと捉えていそうな人生の過ごし方をしていた。
だけど実際はご飯を食べるとしんどくなって、薬を飲むと眠くなって、生きているという実感があまりない生活だと感じていた。時間の感覚も曖昧になっていて、毎日を無為に過ごしていた。
ご飯を食べて薬を飲んで寝ていれば元気になると信じているから、それだけは欠かさないようにしていた。でもほんとそれだけ。入院初期みたいだなと思った。環境が変わると最初は毎回こうなるのかもしれない。
でも、自傷はしてない。
それだけ、誇りに思ってる。しんどいけど、そこだけは守ってる。自分を大切にすること。
それから少しして、今は少し元気になった。
相変わらず高等遊民みたいな生活はしている。今日はギターの練習のしすぎで指から血が出た。もう今日のところはやめる。
小説を書くのも少しずつ進んでいて、来る新人賞に向けて応募作品を作っているところだ。少しだけ、新しいことにワクワクする自分がいるかもしれない。ワクワクするという感覚はうつ病になってから久しく感じていないものだから、ちょっとびっくりしている。嬉しい。
4月に締め切りがある、電撃大賞なるものに応募してみようと思っている。ラノベを中心にしたものすごく大きな賞だ。選考に通れば評価が返ってくるらしいからそれを楽しみにしたい。
そんな感じで、実家でゆっくり過ごしてます。
高等遊民みたいな生活。少しずつ元気になります。
それでは。