就活フィードバック【14】
僕には一次面接に合格した企業がある。
今回は人生初の二次面接となる。
なんと今回は現役のエンジニアが面接担当となるのだそうだ(前回は社長・副社長が面接担当だった)。
最初からエンジニア自らが面接すれば良かったのではと思ったが、スケジュール等やむを得ない事情があったのだろう。
ちなみに面接としては合計3回もある。狭き門と言っても過言ではない。ほとんどの応募者は諦めるだろうが、僕がダメ元で受けてみたら、なんと一次面接に受かったので、自分なりに頑張ってみることにした。
まさかの内定…!?
僕は会社をズル休みし、クソ暑い中スーツを着て、相手先の企業まで赴くことになった。
二次面接は現地で行われる。リモート面接でありがちな不正行為(カンニングペーパーや下半身丸出し)は一切できない。正々堂々、自分の実力で勝負しなければならない。
現地に到着し、会議室に入室した。僕は上座と下座を意識し、出口側の席に座ることにした。
しばらくして面接官が入室してきた。しかしなんとその人はエンジニアではなく、一次面接時の面接担当者(副社長)だった。
これから二次面接が始まるのかと思いきや、なんと向こうは僕に採用条件等を提示してきた。
入社するなら10月頃になるとか、試用期間内における給料だとか、入社の意思表示は1〜2週間までといった内容だった。
いわゆる内々定というやつである。僕が入社の意思表示をして初めて内定ということになる。
結果として二次面接ではなかったのだ。むしろ一次面接の時点で合格だったのだ。
しかしこのときは選考待ちの企業がいくつかあったので、入社の意思表示はしなかった。まぁそれでも労働条件通知書だけでも貰えるか聞いておくべきだった。
いろいろ戸惑いながら会社を出た。現職を抜け出せる理由が見つかって嬉しいのか、それともこんなあっさり決まってしまった会社に入社しても大丈夫なのか、いろんな思いが頭の中を駆け巡っていた。
最終的にどうなるかは分からないが、とりあえずは一安心しても大丈夫と勝手に考えることにする。