🌍コーヒーの世界🌎第1回: コーヒーの起源 〜カルディとオマールの伝説〜

こんにちは、まぼちゃんです。

最近、宣伝note記事ばかり書いていたのでそろそろ他の記事もと…。

そういえば、とあるnote好きな人が集まる素敵なオープンチャットの管理者ヨッシーさんが「まぼちゃんのコーヒーの話しも記事で読んでみたい」と言ってくれていたなぁと。
エスプレッソを飲んでカーッと気持ちが乗っている時に自身の勉強も兼ねて、少しずつ書いてみようと思います！

今回は、コーヒーの起源にまつわる2つの有名な伝説「エチオピアのカルディ」と「イエメンのオマール」についてお話ししたいと思います。  

どちらもコーヒーの長い旅を語る上で欠かせない、興味深い物語です。

🔸エチオピアの羊飼いカルディの伝説

まずはエチオピアに伝わる「カルディとヤギの伝説」からお話しします。

9世紀頃エチオピアの羊飼いカルディが、自分のヤギたちが赤い実を食べて、元気に飛び跳ねているのを見つけたことが始まりです。
「何だろう、この実？」と思ったカルディが自分もその実を食べてみると、驚くほど元気が出たそうです。


この実が後にコーヒーとして知られるようになりました🍒


カルディはその実を修道士に伝え、修道士たちは夜の祈りの間、眠気を防ぐためにその実を煎じて飲むようになったそうです。  


エチオピアは今でも「アラビカ種コーヒー」の原産地として知られており、エチオピア国内で広く信じられている起源説です。
カルディの伝説は、コーヒーの始まりを象徴する物語として、多くの人々に語り継がれています。

イメージAIイラスト:赤い実と羊飼いカルディ

みなさんもよくご存知のお店、
カルディコーヒーファームの店名はこの伝説から付けられています。

🔸イエメンの僧オマールの伝説

次に紹介するのは、イエメンに伝わる「オマールの伝説」です。  

オマールは、イエメンのモカに住んでいたイスラム教の僧侶で治癒の力を持つとされていました。
しかし、ある時、オマールは何らかの理由でモカから追放され、人里離れた洞窟に住むことになります。

その洞窟でオマールは食べるものが尽き、困り果てていました。
ある時、小鳥が赤い実をついばんで陽気にさえずっているのを見たオマールはこの実を採って食べてみました。

そのまま食べた実の味は、非常に苦かったので、火で焙煎し、さらに煮出してみたところ、香ばしい香りが立ち上り、飲んでみると心身ともに元気が湧いてきたと言われています。

この赤い実こそがコーヒーの実でした🍒


オマールがモカへこの発見を持ち帰ると、その効果が評判となり、彼は再び人々に受け入れられました。
この話は、コーヒーがイエメンのモカで広く飲まれるようになるきっかけだと言われています。

イメージAIイラスト：回教僧オマールと赤い実

モカと呼ばれる豆は、イエメンのモカ港から付けられました。
紅海を挟んだ対岸の東アフリカにあるエチオピア産の豆とイエメン産の豆の２種類あります。

どうでしたか？

「カルディとヤギの伝説」と「オマールの伝説」は、コーヒーの起源を語る上で欠かせない物語かなと思います。
私はUCCのコーヒーアカデミーでこのお話を聞いて来ました。

歴史のお話は、やはりとても面白いですね！


次回は、これらの伝説を経て、コーヒーがどのようにして広まりヨーロッパへと伝わっていったのかについて掘り下げていく…のかな、続きできるかなぁ。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます！

それでは、またね👋


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