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Pete Alonsoはどこへ行く?


こんにちはSuarezです。今回はFA市場の目玉選手とされながら、未だに所属先が決まっていないピートアロンソさんの移籍先を予想していきます。30球団のファーストとDHの状況を見ながら予想していきます。それでは早速ア・リーグから見て行きます。
こちらの3観点で可能性を見て行き、理由を述べて行きます。

○‥可能性あり
△‥ワンチャンあるかもしれない?
×‥可能性0 or ほぼ0

BAL

×  理由‥マウントキャッスルが居るから。ただ彼はトレード候補で(可能性は低いが)トレードされるかもしれないので、それが実現したら話が変わってくるかもしれません。

BOS

×理由‥トリストンカサスが居るから。マウントキャッスルと違い、特にトレードの噂もないのでBOSはないでしょう。

NYY

× 理由‥ファーストはゴールドシュミットと契約したので埋まったし、更にDHにはスタントンがいますからね。アロンソを起用するポジションがありません。

TB

× 理由‥ヤンディ・ディアスが居るから。
そもそも大金を出して補強するようなチームではないです。

TOR

○ 理由‥僕はAlonsoがTORに行く可能性は結構高いかもしれないなと考えています。打線補強が必須なTORは最近アロンソに興味を示していて、今月に入って昨年44本塁打を放ったサンタンダールと合意しても尚、打線補強には意欲的な姿勢を見せています。ブルージェイズはぜいたく税に迫っているが、アロンソを獲得した場合、契約金額次第(現在は3年7100万ドル程とされている)では2番目の基準額(2億6100万ドル)だけでなく、3番目の基準額(2億8100万ドル)も超過する可能性があります。ただTORは主砲ブラディミール・ゲレーロJr.、正遊撃手ボー・ビシェット契約最終年を迎えるため何としてでも2025年シーズンは結果を残したいところです。なので多少無理してでもアロンソを補強して、ワールドシリーズ制覇を目指す方向に傾くかもしれません。TORフロント曰く補強資金はまだまだ余裕があるとされています。一塁にはゲレーロJr.がいるため、アロンソを獲得した場合はDHでの起用となります。
(アロンソに守備はつかせないでしょう)
ただ、仮にTORがアロンソと契約するとゲレーロJr.とビシェット両方との再契約は厳しいし、何ならゲレーロJr.単体との再契約も厳しくなるかもしれないですね。そこは果たしてどうなるか。今後続報を待ちましょう。

ゲレーロandビシェットが今季終了後FA
何としてでも成果を出したい所だ。

CLE

×理由‥カルロス・サンタナを獲得してファーストは埋まっているからです。

DET

×理由‥キースとトーケルソンが居るから、ファーストは埋まっています。ハビア・バエズとの長期契約もまだ残ってる中で、再び大型契約を加えることはしないでしょうね。

KC

×理由‥パスカンティーノがファーストに居るし、DHもサルドバール・ペレスを置きたいので、ないです。

MIN

×理由‥ファーストにはミランダが居るので、無いでしょう。財政難で補強に動けない状況なので、そこも理由です。

CHW

×理由‥昨年121敗した上に、エースのクロシェを放出したチームがアロンソを獲る理由がないです。

HOU

×理由‥ファーストにはクリスチャンウォーカーを補強し、DHにはアルバレスが居るので、可能性は0です。

SEA

△理由‥ある理由を除けばアロンソはSEAに結構フィットするんですよ。ジャスティン・ターナーがFAとなりファーストは空席状態。DHはガーバーが入りますが彼が捕手を務める時はDHが空きます。またSEAはレギュラー格の右打者がフリオロドリゲスとガーバーくらいしか居ないので、貴重な右の強打者として活躍してくれるでしょう。SEA本拠地のT-モバイルパークは打者地獄の球場ですが、アロンソが以前本拠地としてプレーしていたシティ・フィールドも打者不利の球場なので、打者不利な環境には慣れています。もし、T-モバイルパークで打てなくても他の球場で打ちまくれば良い話です。
ただ最初に挙げた"ある理由"が障壁となっていて、それがジョン・スタントンオーナーをはじめとする経営陣にチームを強化しようという意欲が全く見えないという事です。今オフSEAの目立った補強はドノバンソラーノを獲得したのみ。勝負期なのに全く補強が進んでいません。もっとやる気出せよ💢
またSEAはユーティリティとしてまずまず活躍したジョシュロハス(CHWへ移籍)をノンテンダーとしましたが、その年俸は400万ドル。
複数ポジション守れて、そこそこ打ってくれる選手が400万ドルというのはそこまで高くないはずですが、それすらも惜しむと。
となれば契約するのに年平均2000万ドル以上が必要なアロンソを獲得する可能性はかなり低いでしょう。SEAアロンソが実現するには、経営陣にやる気が出て大金を出してもらうか、SEAでも契約できそうな額になるまで値崩れを待つことになりますね。

ジョン・スタントンオーナーを初めとする経営陣にやる気は出てくるか。

TEX

×理由‥ジェイク・バーガーをMIAから獲得しファーストで起用するとされているので、アロンソ獲得の可能性は0です

OAK

×理由‥今オフは結構お金をかけた補強をしていますが、流石にアロンソと契約できる程の額は出さないでしょう

LAA

×理由‥ファーストはシェヌエルがいる為、補強ポイントではないです。


ではここからナ・リーグを見て行きましょうか。



PHI

×理由‥ファーストにはハーパー。DHがシュワーバーが居るので、アロンソを起用できるポジションがありません。

ATL

×理由‥ファーストにオルソン。DHはオズーナが居るので、こちらもPHI同様アロンソを起用できるポジションがありません。

NYM

×理由‥NYMとの再契約の線はかなり薄いでしょう。メッツのフロントはアロンソとの再契約を見送る意思を固めています。メッツはすでに3年7000万ドルの契約をオファーしましたが、アロンソは拒否。(ちなみこれは今オフHOUがクリスチャンウォーカーと結んだ3年6000万ドルを上回っています。)これを受け、NYMはジェシー・ウィンカーと再契約を結び、A・J・ミンターも獲得。アロンソの再契約用の予算をほかの補強に充てたのです。アロンソとの再契約は現実的ではないのかもしれないですね。ただNYMはアロンソが抜けると、ファーストの補強が必要(ビエントスをファーストに回してサード補強に動くプランもある。また、サードは若手に競わせる可能性もある)なので、そこはどうするんでしょうか。
もし相当値崩れしてアロンソが短期契約でもOKと言うのであれば、再契約するかもしれないですね。

WSH

×理由‥TEXからナサニエルロウを獲得したのでファーストは空きが無いし、またファーストandDHタイプのジョシュ・ベルと契約したのでアロンソを獲得する理由がありません。そもそも、大物を獲得して勝負を賭けるという段階ではないですからね。

MIA

×理由‥ルザルドを放出して、再建に突入したチームがアロンソを獲る訳ないです

MIL

×理由‥ファーストにはホスキンスが居る上に、マイナーにはファーストの有望株ブラックが控えているので、アロンソが来たらブロックしてしまいます。

STL

×よりの△  理由‥ゴールドシュミットが抜けたのでファーストは補強ポイントだし、打線の強化もしたい所です。
ただ補強予算が少ないとされるので、現在は高年俸であるアレナドの放出に全力を注いでいます。
また、STLがアロンソに興味を示してるという情報は聞かないので、おそらく現実的ではないです。
ただ相当な値崩れが起きればチャンスはあるかもしれません。可能性は0ではないでしょう。

CHC

×理由‥ファーストにはブッシュが居るし、鈴木誠也のDHも決まったのでどちらも空きがありません。

CIN

×理由‥ファーストにはキャンデラリオが居るのでそこに大金を投じる理由はないです。

PIT


×理由‥ファーストは補強ポイントですが、ベテラン選手との短期契約を狙うでしょう。

LAD

×理由‥ファーストにはフリーマン、DHには大谷翔平選手が居るので、アロンソを獲っても使えるポジションが無いですよね。

SD

×理由‥大量の大型契約が残っているのに(それが原因で今オフは補強に動けていない)そこにアロンソを加えて更に大型契約を増やすという意味不明な事はしません。
またファーストにはクロネンワースが居ます。

ARZ

×理由‥ファーストにはジョシュネイラーを補強したので、可能性は0です。

SF


○理由‥SFはアロンソの現実的な移籍先候補と言えるのではないでしょうか。
SFは得点力不足に悩まされたため、打線の補強は必須。ファーストもDHも空いています。MILからFAとなっていた遊撃手ウィリーアダメスと球団史上最高額で契約しましたが、それだけでは物足りません。LAD.SD.ARZに対抗するにはもう1人は打線にインパクトを与える存在が必要です。
となれば通算226本塁打のアロンソが加入したら、打線は活性化しますよね。
「アロンソは2球団と交渉している」と言われており、1球団はTORと名前が出ていますが、もう1球団は名前が出ていません。個人的にはそのもう1球団はSFなんじゃないかなと推測しています。
しかし、SFはイ・ジョンフやチャップマンなど以前からに長期契約を結んでいる選手が複数居て、また今回アダメスと7年契約を結んでいます。そこに大型契約が必要なアロンソを入れるのかは微妙な所ではあります。
ただ、SFはここ最近LADに負けじと大型補強を進めていますが、昨年は地区4位に終わっています。そろそろ結果を求められる時期に入っているのは事実なので、多少無理してでもアロンソと契約して、上位進出を狙うべきなのではないでしょうか。

詳しくはこちらをご覧ください

【MLB】FA市場に残る強打者ピート・アロンソ メッツ残留の可能性は消滅か 「2球団と交渉中」との報道(MLB.jp)
#Yahooニュースhttps ://news.yahoo.co.jp/articles/e8b09ddfe5a0fa171ad92fa8e8e20689ffe1f388

MLB.jpより

COL

△理由‥チーム状況、地区状況的にアロンソを獲って上位を目指そうとしても厳しいです。一応DHには空きがありますけどね。
ただ2年前のオフ、COLは全く獲得の噂が無かったクリスブライアントを7年契約で獲得したんですよ。あの時は本当に驚きましたね。(ちなみにブライアントは故障続きで全く期待に応えらていない)
2021年の夏に、残り契約半年だったトレーバーストーリー(現BOS)を売らずにキープしたという事もありましたし、COLのフロントは良くも悪くも何をしてくるか分かりません。
またCOL本拠地のクアーズ・フィールドは非常に打者有利の環境です。
もし、アロンソが「短期契約を結んで、自分の価値を証明してからFA市場に挑戦する」という決断を下した場合、当然好成績を残したいですよね。
それが見込めるCOL本拠地は、自身の商品価値を高めたいアロンソにとってうってつけの環境です。
アロンソがCOLに行く可能性は0.001%くらいしかないですが、妄想するのは自由ですからね。
一応これらが起こるかもしれないということは知っておいた方が良いかもしれません。
もしアロンソがCOLに移籍したら一生自慢します😤

考察

と、ここまで30球団の状況を見てきましたが、最後にアロンソはどこへ行くのかという予想します。

私はTORと2年5100万ドル+1年目終了後オプトアウト付きの契約をすると見ています。

やっぱり財政的、チーム状況的にもTOR以上の移籍先はないんですよね。TORにとってゲレーロandビシェットが確実にチームに残る今年がラストチャンス。まだDHには空きがあるので、アロンソを獲得して、一気に勝負を賭けるんじゃないんですかね。
アロンソはもっと高い契約を求めてギリギリまで待ちそうな気がしますが、どこの球団もアロンソが求める契約を提示する事はなく、このくらいの契約に落ち着くんじゃないかなと。
ただTORは昨年は地区最下位なので、今季も下位に低迷するという事は十分に考えられます。なのでその場合に備え、オプトアウト条項を盛り込むのではないかなと見ています。仮にTORが低迷した場合は夏のトレード市場で放出しやすいですし、アロンソにとっても好成績を残せたら再びFA市場に再挑戦できるので、お互いにとってwin-winになりますよね。
キャンプイン前までにゲレーロとの契約延長をまとめ、比較的手頃な価格でアロンソを補強する。
これがTORにとって1番理想的です。

本命はTOR。対抗はSF。
経営陣がやる気を出せばSEAの可能性もあるし、アレナドの放出に成功したら
STLもあるかもしれませんね。

最後に

という事で今回のnoteは以上になります。
また次回お会いしましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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