自称反出生主義者が如何に愚かで矛盾した人種か説明する

 人生の中で苦痛を感じる回数はどれだけあるのだろうか。多かれ少なかれ、生きるという事は苦しみの連続だ。それなら、いっそ人間など産まれない方が幸せなのではないか。生まれなければ苦痛を感じる事はない。子を産むのは悪であり、エゴの押し付けであるというのが反出生主義者の主張である。
  
 反出生主義者を名乗る人間の多くがクソである理由はここにある。子を産むのが悪だという事は、反出生主義の行き着く所というのは人類の消滅なのである。
それならば、なぜ奴らは反出生主義に見合った生活を始めないのだろうか?
子が産まれなければ文明が維持できないのは誰でも簡単に分かる事だ。インフラや行政、我々が日々使用している機械やデバイスは、誰かが子を産み、人口を安定して維持出来るから存在し続けるのだ。
人類の消滅を願っていながら、なぜ子が産まれる事によって得られる文明社会の中で、何の疑問も抱かずに生活出来るのだろうか?
 話は変わるが、動物を殺すのが可哀想だから肉を食べるなと主張するヴィーガンという人々がいる。彼らは動物を殺すなと主張する代わりに、肉を食わず皮を使わない生活を提案している。
本来、〇〇主義者と名乗って何かを主張したいのであれば、その主張に見合った行動をすべきである。
 現時点で自称反出生主義者がやっているのは、動物が可哀想だから殺すなと主張しておきながら、自分はファミチキを頬張っているのと同じである。子を産むのを悪だというなら、それによって成り立つ環境で生きるのを辞めて、今すぐにでも文明に頼らない自給自足を始めるべきなのだ。
例えば、今日いきなり全人類が反出生主義者になり、本当に子が産まれなくなったら素直に喜べるか?文明が崩壊した世界で生きていけるか?奴らにはそんな覚悟はないから、現状何の行動も起こさないのである。
Twitterで妊婦にケチを付け、反出生主義の理屈を使って自分の恵まれない人生を正当化するだけでは反出生主義者にはなれない、奴らは反出生主義者の皮を被った、自分が如何に矛盾した人間なのかもわからない愚か者なのである。



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