【銘柄整理】 6897ツインバード
■会社概要
小物家電・健康機器を企画・販売。
ライフスタイル家電に強み。生産は中国活用。
よく引き出物カタログに出てくるやつ。
引き出物から高付加価値商品(匠)との二本柱に成長中
2022年10月に「ツインバード工業株式会社」から「株式会社ツインバード」へ社名変更した(理由知りたい)
自社製品、自社工場。
◆図示
(注)(株)マインツは2022年10月31日付で解散し、2023年3月23日付で清算結了しております。 当社グループについて図示すると次のとおりであります。とのこと。
◆バリュエーション
時価総額56.2億円
PERは30.5倍、PBR0.68倍、自己資本比率74.8、ROE0.8%
◆株主構成
(株)双栄145 (13.3%)
自社従業員持株会33 (3.0%)
日本政策投資銀行27 (2.5%)
野水重勝27 (2.4%)
日本カストディ信託口24 (2.2%)
外国2.0%浮動株43.0%投信1.4%特定株31.0%
■事業構成
家電製品事業とFPSC事業
◆家電製品事業
事業内容:
言わずもがな、調理家電や照明、掃除機、季節家電など企画・販売。小物家電に強み。生産は中国協力工場を活用
持続性:
価格改定、新製品導入、原価低減効果により売上総利益率が改善販売費及び一般管理費を圧縮効果、商品数も約600点から約300点に減らし採算効率、経費減が見込める、
成長性:
「匠プレミアム」という新ブランドを23年11月からスタート投入、「感動シンプル」は今までの引き出物系の製品、新たなカテゴリー分の成長に期待
所感:
リブランディング(ブランド再構築)をどのように進めていくのか。
資料にあった「モノだけではなく体験価値や情緒価値へ変化する生活者のニーズ」についてもう少し具体的に知りたい
◆FPSC事業
事業内容:
コロナ禍の中、21年2月期4Qから新規事業ということでスタート。
ちなみにFPSCとは・・天然のヘリウムガスを使用する環境に優しい完全なCFC(フロン)フリーシステム。
小型で持ち運びが容易、-50℃以下の精密な温度制御に広く使用されている。
持続性:
燕三条の技術力の高さはコロナ禍で評価されたと思う
成長性:
注力4分野、医薬品コールドチェーン、海外向け、国際認証取得などあるけどしばらくは現状で推移か
◆今期の見込み
第二四半期は黒字転換。価格改定、新製品導入、原価低減効果により売上総利益率が改善、販売費及び一般管理費を圧縮。
引き続き商品点数の削減を進めながらも商品1点当たりの売上を増加させ、価格訴求から価値訴求への転換を進めるとあるので、売上の伸びというよりも営業利益の大幅な成長を期待したい。
主要客先はケーズデンキ、月次売上を見たけど調理家電クリーナーは前年超え、他は昨年割れ、4Qにかかわる12月も同様、1月2月どう動くか、注視必要、今週末見てくるか
為替リスクはありそう、これは聞く
業績修正は下方修正が多いのが気になるところ
4Qの業績に期待(日本全国的に賞与も出ている(みたい)し、該社の一部製品の売上はランク上位もいくつかあった
◆ということで、想定株価。
2024年2月期予想
売上 11,226百万
営業利益 325百万
経常利益 285百万
当期利益 200百万
EPS 18.8
株探のヒストリカルPERの38.75倍だと、想定株価は728円だけど、
他同業他社のPERは低めなので、現在の30.5倍からの574円も参考にしてみたい
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