iPhone16Pro購入後１週間レビュー
iPhone16Proを購入してから１週間経過しましたので、今更ですが自分なりに
レビューしていきたいと思います。
・今回購入したモデル
iPhone16Pro ブラックチタニウム 128GB
選んだ理由：望遠カメラ欲しい。カメラ画質上げたい（特に我が子の写真）。
ゲーム性能の向上・安定。120Hzのリフレッシュレートによる目の
疲労軽減。ベゼル狭いは正義。すこし画面大きくなって嬉しい。
ホワイトチタニウムも悩んだがブラックがクールでイカす（主観）
のでブラック。容量はいつも最小容量でクラウドストレージ利用。
・前機種
iPhone13 グリーン 128GB （売却済み)
・良かった点
①処理性能の大幅向上
iPhone13でも普段使い（ブラウジング、SNS利用、メール閲覧、ちょっとした写真撮影など）はまったく動作感に不満はありませんでした。
が、
ただ一点、メモリ不足、GPUの性能不足のせいでお気に入りのゲームの動作が不安定でよく処理落ちしていました。（プレイ中に急にホーム画面に戻される、プレイ中の画面がカクつく、SoCの発熱によって手で持つのが苦痛なくらい熱くなる。等）
iPhone16Proに買い替えてからは処理落ちはおろか発熱さえほとんど気にならなくなり、快適です。（発熱に関しては全く発熱しないわけではなく、ほのかに温かみを感じるぐらいの熱です。自分の環境では。）
その他細かい挙動も速さ・快適さを感じられているのでやはり3世代分の進化を感じました。
②ディスプレイ性能
最近のiPhoneは無印、ProモデルともにSuper Retina XDRディスプレイですので画質はiPhone13とiPhone16Proでまったく同じです、変化ありません。しかし、
ディスプレイ「体験」が圧倒的に違いました。
まずリフレッシュレート。120Hzの画面遷移時の快適さは一度体験してしまうと
60Hzには戻れません。これはぶっちゃけあっても無くてもいいけど、あったら無かった生活には戻れないぐらいのものですね。
次にダイナミックアイランド。iPhone14Proから搭載され、iPhone15シリーズから無印・Proモデルともに展開された、いわゆる「次世代型ノッチ」なのですが、便利というか、こいつの挙動がなんか「かわいい」んです。（変態ですね、すみません）もちろん、再生中の音楽のアルバムアートワークが小さく表示されたり、タイマーの残り時間表示、テザリング状態の表示などいつも使う機能が快適・便利になったことは大きいんですが、「かわいい」という感情が一番に来ました。
最後に極細ベゼル。個人的にベゼルは細ければ細いほどいいと思っており、ベゼルが太いと所有欲が満たされない病にかかっていると勝手に思い込んでいるぐらい極細ベゼルが好きです。（GalaxyS24Ultra実機を店頭で触った時の、画面そのものを持っているという感覚があまりにも感動的でした。）iPhone16ProシリーズはいままでのApple製品の中でもっとも細いベゼルということで、この細さは個人的に大満足です。
③カメラコントロール
ボタンひとつでどこからでもカメラが起動するのは、まさに革命。カメラの利用頻度が上がるとともに、カメラ起動までのプロセスが簡略できたことが大きいです。
iPhoneロック状態からのカメラ起動はこれまでの機種でもロック画面から右にスワイプすればすぐに起動できるのでそこまで手間では無かったですが、ロック解除してホーム画面、もしくはなにかしらのアプリ起動中にカメラを使いたい時に
「えーっと、カメラカメラ、、、」とカメラアプリアイコンを探すことが多々あり、これのせいでシャッターチャンスを逃したことがあります。ところがカメラコントロールを押せば一発起動なので、カメラアプリアイコンを探す必要がないどころか、ホーム画面に置く必要すら無いことに気づき、カメラアプリアイコンにはAppライブラリで隠居してもらうことに。
ただ、カメラの起動に役立っているのであって、カメラコントロールそのものを使いこなせているわけではないので、これから意図的に使い込んで真価を見出していきたいですね。
・特に感動しなかった点
一般的なレビューならば「良かった点」の次は「悪かった点」を紹介するのでしょうが、冬ボーナスを叩いて買った高価格機種に対して「悪い」なんて評価をしたくないので、「特に感動しなかった点」として紹介したいと思います。
①バッテリー周り
酷な使い方をしない限りバッテリー持ちが良いことはさまざまなYoutube上の
レビュー動画を散々観まくったので、持って当然でしょうという感じ。
それでも思ったよりは持つので、充電上限を90%にしています。（85%を少し厳しかった。）
②筐体の大きさ・重さ
ディスプレイが0.2インチ分大きくなったこととバッテリー寿命が伸びた
（＝バッテリー容量が増えた）ことによって、iPhone13使用時から大きく・重くなりましたが、良くも悪くもデバイス使用の体感には変化を感じませんでした。
極端に大きいとも感じないし、かといってディスプレイが大きくなったことで何か変化があったかというと特にないし、極端に重いと感じてもいません。（つけているケースが極薄・軽量なのもあるかもしれませんが。）
③カメラ性能
広角・超広角が48MPの高画質化、望遠レンズの追加とiPhone13からの進化は凄まじいですが、感想としては「確かにめっちゃ綺麗に写真撮れる〜」ぐらい。
たしかに撮影時のノイズ等のクオリティがiPhone13と比べて良くはなったけど所詮はスマホ。ハイエンドスマホカメラだからこそスマホカメラで撮る写真のクオリティには終わりのない、沼だと気付かされたので特に感動しませんでした。
・まとめ（総評）
個人的には買って良かったと思っています。が、他人にオススメするのかと
言われたら微妙な感じ。無印モデルでも新機能は概ね使用できるのでカメラ性能、高級感に特に興味がないのであれば無印モデル、そういったことに興味がある・必須という方はProモデルが良いと思われる。無印・Pro問わず、買い替えの是非に
ついてはiPhone14以前の機種であれば変化をしっかり感じられると思いますし、処理性能・バッテリーについても改善が見られるので買い換えるとQOLは上がると思います。別に14以前でも現状に不満がないのであれば買い換える必要はない
かと。iPhone15シリーズの人も買い替える必要なしかと個人的には思います。（ただし15無印から16Proはアリかも。）