第1回 日々の言葉かけ

 本番が近づくにつれて、口数の少なくなっていく子供達。親としては、「今、何を考えているのか?」「何が一番の不安なのか?」「勉強は順調に進んでいるのか?」日々、⁇ が増えていくことでしょう。

 子供の心に寄り添いたくて、つい、つまらないことでも聞いてしまうのは、親として当然のこと。
「寒くない?」
「眠れなくない?」
「どこか痛いところはない?」

 どうでもいいようなことで、つい話しかけたりしていませんか?

 でも、言われる子供にとってそれは余計なお節介。子供達だって、1人、言葉に出して言えない不安と闘っているのです。「もう〜うるさいなぁ、少しは放っておいて」それが正直な気持ちです。

 親子ですから、言葉に出して言わなくても、充分に伝わっています。「ママ(お母さん)は、私のために、僕のために必死なんだ」と。

 受験生の子供達にとって、最高の言葉かけは、お母さんの笑顔!
「おはよう」「行ってらっしゃい」「おやすみ」笑顔で、言ってあげてください。
  もし返事が無くても気にしないで(笑)

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