エンジニアがポートフォリオを作成するべき理由とは?

ポートフォリオは自分の実績や能力を理解してもらうための資料集で、就職や転職の際には欠かせないものだ。

実務経験がある場合は、これまでにどんなプロジェクトに参加したか、いままでにどんなアプリやサービスを開発したかを示すことができる。実務経験がないのであれば、0からどれほどの作品を作ることができるか、コーディングの技術はどうかといった点を示すことができる。

履歴書や職務経歴書は、これまでの仕事の経歴や携わってきたプロジェクトの内容について知らせることができるが、それだけでは企業は、実際のスキルを十分把握できない。ポートフォリオがあれば、スキルや業務に対する取り組み方を説得力のある仕方で伝えることができる。

実務経験がない場合でも自分で開発したアプリケーションや習得したスキルを示すことができ、ポートフォリオをGitHubやQiitaに上げるという方法でも、自分の能力を伝えることができる。

ポートフォリオを作成することで、エンジニアとしての仕事に意欲的であることも示すことができる。未経験者でも熱意や意欲を感じられれば、企業側も採用を前向きに検討することだろう。また、ポートフォリオは、自分のスキルや能力を言葉で表現するのが苦手な人にとっても助けになる。

企業は、実力や将来性のあるエンジニアを採用するためにポートフォリオを重視している。たいていの企業で、書類選考の際に履歴書や職務経歴書に加え、ポートフォリオも提出するように求めているのだ。つまりポートフォリオは、書類選考に通過するのに必須のものといえるだろう。

◎ポートフォリオ作成のコツや仕事の探し方を見てみる>>エンジニアならポートフォリオを作ろう!