#31 〈金地金編〉公式サイトでLBMA認定店を調べてみる
金地金はLBMA認定店で購入するのが一番です。
次に問題になるのは「LBMA認定店にはどのようなお店があるか」ということですが、これはLBMAの公式サイトで簡単に調べることができます。
まずは検索サイトで「LBMA」と入れて検索してみましょう。すると以下のような「LBMA: The Independent Precious Metals Authority」というサイトが検索結果の上位に現れます。これがLBMAの公式サイトです。
LBMA公式サイトは日本語対応はしていないので、日本語で表示するには検索サイトの翻訳機能などを使うしかありません。ただ、LBMA認定店を調べるくらいであれば、特に翻訳機能を使わなくても大丈夫かなと思います。
さて、LBMA認定店の調べ方についてです。
公式サイトのトップページ上部にメニューがあります。メニューの項目は全部で6つあり、以下の順番に並んでいます。この中の3番目、「Good Delivery」を選択します(1)。
Market Standards
Membership
Good Delivery ←←←コレ
Responsible Sourcing
Prices & Data
News & Events
すると、「Overview」というカテゴリーとそれを構成する項目、「Lists」というカテゴリーとそれを構成する項目が表示されます。今回は「Lists」の一番上にある「Good Delivery Current List」を選択します(2)。
Overview
About Good Delivery
Good Delivery Rules and Governance
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Lists
Good Delivery Current List ←←←コレ
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そうすると、世界にあるLBMA認定店のすべて(全65社)がリスト化されたサイトに移動します。
リストには2つのフィルターがついています(3)。最後にあるフィルターが国別のフィルターです。このフィルターで「Japan」を選択すれば日本国内にあるLBMA認定店がわかります。
選択してみると、次の11社(4)が表示されます(実際には英語で結果が表記されますがここでは日本語で記します)。
アサヒプリテック
石福金属興業
住友金属鉱山
田中貴金属工業
徳力本店
JX金属環境
日本マテリアル
松田産業
三井金属鉱業
三菱マテリアル
造幣局
この中で個人向けに金地金を販売しているのは次の5社です。
石福金属興業
田中貴金属工業
徳力本店
日本マテリアル
三菱マテリアル
金地金はこの5社の中から購入するのがよいと考えられます。
(1)Googleで翻訳されたサイトでは「配達が良かった」と表記される。
(2)同じくGoogleで翻訳されたサイトでは「良好な納品の最新リスト」と表記される。
(3)もう一つのフィルターは「location(場所。たとえば神奈川県平塚とか埼玉県入間とか)」でソートできる。細かすぎてソートしてもほとんど1件しか該当しない。
(4)世界で一番LBMA認定店が多い国はチャイナの14社。日本の11社は二番目。三番目はスイスの5社。
実は、多くの国でLBMA認定店は1~2社しかない。産金国のオーストラリア、カナダ、アメリカでもそれぞれ2社、3社、2社。
チャイナやスイスは金(ゴールド)の取扱いが昔から盛んなイメージがあるためLBMA認定店が多いことは頷ける。
一方で、日本はあまり金(ゴールド)に積極的でないにもかかわらず、これほどのLBMA認定店がある。ちょっと異様な感じがする。
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