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実るほど頭を垂れるなんとやら

 日々の自分の仕事で、最近1つ意識的に取り入れたことがあります。
それはお客様が帰られる時の「ありがとうございました」に、深くお辞儀をすることです。

深くとはいっても45度くらい。
何をいまさらって感じですけど、意外と出来てないなぁと気づいたのです👀

首から頭だけをペコっと下げるものが1番お手軽だし、ついやってしまいがちなんですけども。そんな時この諺を思い出しました。

常日頃から、こんな私を指名して来てくださるお客様には本当に感謝しかない。感謝は常に思っている、心の中で。よく自分の内面は外側に溢れ出すと言うので、おそらくお客様にも、周りのスタッフにも、私の思いは伝わっていると思います。
私もそれでよいと思っていました。

でも伝わっていると思う、というのはちょっぴり自己満も入っていて、相手がわからなくても私は私で感謝の気持ちを持ってるからいいや、とある種投げやりになっていたのです。
お客様任せといいますか。

あと単純にお辞儀するのがこっ恥ずかしいし、面倒くさかった。これが1番の本心です。
自分が面倒くさがってやっていなかったことを、お客様にわかってもらおう、受け取ってもらおうなんて、大分ナメていました。反省、、、。

もともと、謙虚だと言われる機会が多かったのですが、毎日頭を下げることによって上辺だけの謙虚でなく、本心から相手を敬えるようになってきた気がします🤔
もちろん言葉では簡単にお礼を言ったり、謝罪したりしていました。
プライドはそんなに高い方では無いとは思っていましたけど、そのほんの少しのプライドが邪魔して頭が下げられなかったんだと推察してます。

諺の「実るほど」のように自分が成熟しているとは思いませんが、謙虚な心はいつまでも持ち続けたいと思います。

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