【イルルカSP】おばけヒトデを用いた野生個体値厳選と実践

はじめに

私はイルルカ3DS初日勢で、SPは時間の都合でそんなにやり込んでないが暇を見つけてはちょこちょこプレイを続けている社会人プレイヤーだ。

こんな記事を見かけた。

個体値には精通しているつもりであったが、現在は野生個体値を用いた調整まで行われているようだ。

行われているのは、Mw個体に野生個体値を吸わせて黙示録の調整をスキップすることで通常不可能なMd個体を作るというやり方だ。ここで重要な知見は、野生個体値は遺伝する3値の合計値が重要であり、±100の個体値に吸収させることができるという点だ。野生個体値はその膨大な組み合わせを利用するのは困難と考えていたが、合計値のみが必要であれば-300~300の601通りしかなく、さらに組み合わせの関係で絶対値が小さい値ほど確率は上がる。個体値の微調整が現実的な確率と考えられる。

作成した個体

???埋めmAd66Sw134超速マジンガを作成した。通常の黙字録配合だとHmAdSwが選択されやすいと思われるが、賢さ401を大きく割ってしまうので命令での動作が基本になる(400以下はAIによる霧やアタカンなどの認識が怪しい)。タカック氏の理論に基づきASmd個体を作ることもできるが、賢さが若干過剰になるのを調整した形になる。

配合方法


最短で個体値のみを再現するパターン


系図も埋めるパターン

赤が母親、青が父親、MDWは÷2の値、野生個体値は数値を表記している。今回はw134(X=67)の個体を作成するのでオスの野生HAS合計33の個体を入手する必要がある。

野生個体値の確認

このページによると最終ステータスは
=(ライブラリのステータス+遺伝する個体値×新生前の特性補正)×新生1.2×(1+系統ボーナス+Lv補正)×新生後の特性補正÷新生前の新生特性

とのことなので、スタンダードボディのAI1非カンタモンスターを使用しても系統ボーナスとレベルボーナスは避けることが出来ない。しかし、この式には若干の補足があり

1+系統ボーナス+Lv補正→1+系統ボーナス×子のプラス値/100+両親の合計レベル/200×0.05

が本当は正しい。つまり、プラス値と系統レベルを調整した黙示録を作成、配合相手も統一して系統ボーナスとレベルボーナスを1%に固定するように考える。

ここで相手に選ばれたのが、かいぞくの世界のおばけヒトデLv11だった。キリの良いステータスに、補正のない特性、低いレベル、Eランク(しもふりにくで確定スカウト)、黙示録と補完的な系統ボーナス(ゾンビ)を持っている。

鍵産の暗黒の魔神やバラモスゾンビをスキルの証でスキルを覚えさせて育てるとSPが多くもらえるのでスキルのタネ不要で育成できる。

系統ボーナス:8%×5/100 = 0.4%
レベルボーナス:24/200×5 = 0.6%
計1%


オスのおばけヒトデをスカウトして、作成して冬眠させておいた黙示録と配合するとライブラリの値+個体値に1%の補正をかけただけの値が配合画面で確認できる。私はhMaDsWの黙示録を作成した。

使用例

ほしい個体値はオスのHAS合計33
→hMaDsWと配合するとMDW(300)が-33に調整される
→おばけヒトデの守備800-33×2=734
→1%たして小数点切り上げ
→742

黙示録と配合して守備742になるおばけヒトデを探す。因みに私は78体スカウトして2体がHAS合計33だった。

おわりに

今回は賢さが浮いた分を守備にあてたが、低確率で入手できる200overの個体値を用いればHPやMPに当てることも可能だ。赤紋晶で攻撃を1600台に乗せて守備を削るパターンもあるが、今回は青紋晶に適した個体が早期に連続して引けたので使用した。系統ボーナスの微調整も含めてパターンを用意しておけば、かなりの確率で賢さ余剰分を他に回すための野生個体値を入手できる。リバパの場合はMAd(100-X)swXの個体値も同様に作れそうであり、育成自体にもやりこみ要素があると言える。

いいなと思ったら応援しよう!