日本最高峰? 24時間耐久サバゲ 2024秋24耐不参加トホホつぶやき集2 ~ 24耐の行動食について(その2)甘いモノ~

文筆修行中の大山まさゆきです

3度の食事でも行動食でも、カロリーや塩分など必要なモノが満たせれば、自分の好きなものを持っていくと良いです。不味いものを持っていっても悪いストレスにしかなりません
ここでは、私が24耐に持ち込んだものも含めて、具体的な行動食について解説していきたいと思います。まずは、甘いものからになります


甘いもの

チョコレート

欧米の軍隊のレーションにはよくあるものです。登山でもよく選ばれます

昨今の温暖化を鑑みると、溶けるのが大問題です。板チョコだと24耐開催は初夏と残暑ですからすぐ溶けてしまいます
実はほぼ溶けない、溶けにくいチョコがあります。私が20年以上前に食べた米軍の戦闘糧食=MREレーション(Meal, Ready-to-Eat)にお菓子枠で入っていました。それはM&M’Sチョコです

砂漠や熱帯地方の超高温でも、安全に食べられるレーションがMREです。現在のMREに入っているかはわかりませんでした。チョコをコーティングする糖衣錠からかなりの高温に耐えられます。あまり好みでない人は、M&Mほど高温に耐えられないでしょうが、同じ糖衣錠の日本のマーブルチョコレートがあります

深く考えずとも、溶けてもあまり関係のないものもあるでしょう。
私が気に入っているチョコレート菓子はチョコブラウニーです

生地にチョコが埋没しているのと、個別包装で手も汚れません。しっとりしているから、水も必須ではありません

和菓子(あんこ)

洋菓子ときたら和菓子、そうあんこモノですね。

正直これは大きいと思うのですが、24耐中スプーンでモリモリ食べてた方がいました。缶以外でも、ビニルパウチの製品もあります。一度開けたら微生物が繁殖して腐敗する、もしくは虫がたかるかもしれないので、安全のため食べ切らないといけないです。

羊羹

水分が多いので食べやすく、また小さく個別包装でむいてすぐ食べられるステック型の羊羹があります。スポーツ中のエネルギー源として喫食する人の記事をウェブ上でよく見ます

中小の和菓子屋さんでも製品化されているので、選ぶ楽しみもあります
味も小倉餡以外にも様々あります

あんドーナツ

面倒なので、準備に時間をかけられないので、ただ、一種類でカロリーを摂りたいなら、砂糖1KGの袋で3869Kcalです
まあ、これは冗談ですが
しかし、カロリーお化けのお菓子があります。甘いアンコを小麦の生地で包み、油で揚げたら砂糖を周りにまぶす「あんドーナツ」です

近所のお菓子メーカーが販売しているあんドーナツを24耐に持って行きましたが、ポテチのレギュラーサイズの1.5倍の袋にぎっちり入って1000Kcalオーバーというのがありました。さすがに全て食べられず、残しましたが

ただ、あんこばかりでも··· と、いうのもあるでしょう。それで近所のスーパーを巡っていると、すごくいいモノがありました

和菓子のアソートです。田舎のおばあちゃん家にある、炬燵の菓子盆にあるアレです。ミニサイズ(500円玉くらい)の饅頭で種類があり、色々のものを買うため、店をさまよう手間がはぶけます。
同様に、洋菓子のアソートも、ここに記したもの以外もあり、種類豊富です

多分に御高齢のかた向けなのでしょう。あの寒天ゼリーもありますよ? 私は苦手ですが


甘酒

「飲む点滴」とも言われている栄養豊富なものです。24耐参加者に愛飲している人がいます。自販機で見る小型缶でなく、1000mlの紙パックを持ちこんでいたので、ド肝抜かれました


水を必要としない。かさばらない。塩分も甘味もとれると、優秀ですが主役にはならないものです。前線にでずっぱりで戻るに戻れない時、ポケットにあると安心できます。包み紙は、必ずダンプポーチに入れて自軍陣地に持ち帰りましょう

菓子パン

これが誰もが思いついて、かつ手軽で安価なものではないでしょうか。皆さんなりの好みとこだわりで選べば、まず問題はないかと思います
注意するところは、雑菌がついて腐敗やら虫がつかないよう封を切ったら食べ切ることです。もしくは袋のバック・クロージャー(食パンの袋を止めるヤツ)などをキッチリ閉めることです
また、カロリー至上主義を貫くなら以下のようなすごいものがあります

ミニスナックゴールド  520kcal

天下の山崎製パンなので、どこにでも売っているというのは大きいです。私も調べるまでこんなに高いものとは知りませんでした

アップルリング  1335kcal

とにかく量も、周りにまぶされた白い砂糖のアイシングも、中のリンゴのフィリングの多さもカロリー爆弾そのものです。学生の頃、これを1個丸ごとオヤツとして食べた人は多いと思います。若いってスゲー
バック・クロージャーつきで残っても安心

メロンクーヘン  1262kcal

フジパンの伝説のカロリーパン? のように扱われている菓子パンです。どうも極たまに流通するもののようで、私は24耐に持って行ったことはありません。が、一度食した感想は「ものすごく甘くて大きいメロンパン」みたいなものでした。アップルリングと違ってバック・クロージャーがないので要注意ですね。あとクッキー生地がボロボロと崩れまくります。ちょっともったいない

また、24耐参加者でよく話題に上がるのは「ランチパック」です

甘いのも、次の記事に載せるしょっぱい味もたくさん種類があり、定番ものから期間限定モノありと、飽きがこないラインナップが魅力です。一包装の量が少ないので、ランチパックだけで固めて三度の食事兼行動食として戦況に応じ、その都度フレキシブルに変化させる柔軟性がありますね。欠点といえば、全ての種類でほぼ同じ柔らかい食感なことでしょうか

ディストピア飯系

3度の食事のところでディスって書いた「ディストピア飯」ですが、私はそんなに嫌いではありません。"シャキサク"美味しそうですよね

主にここで書こうとするものは

  • ショートブレッド(カロリーメイト)

  • ハードタック(乾パン·堅パン)

  • ゼリー飲料

  • プロテインバー

などです。
これらの食品は、20世紀のSFだと唾棄すべきものと表現されていましたが、21世紀からは徐々に生活に浸透してきて、普通の食事になりました。朝に手早くエネルギーを、剥くだけで運動後のタンパク質補給をと、CMでは盛んに流されています。エネルギー摂取目的のinゼリーウィダーという製品はもうありません)などは、ハンガーノック(シャリバテ)防止に、もしくはなってしまった時のため用心して持つのも選択です

ハードタックは、南北戦争頃に歴史に出てくるとにかく硬いパンで、食べられず歯が欠けると言われました。これを日露戦争時に軍に導入し、重焼麺麭 (じゅうしょうめんぽう)と呼びました。これを発展させたのが「乾パン」です。堅パンは今でも購入できます。歯ごたえは最硬レベルでしょう


ショートブレッドは、日本ではほぼ「カロリーメイト」とイコールです。

40年前に発売されてから最近までは唯一のものでしたが、他社製品も出てきました。

他にも類似製品があります。また、輸入食品店にも向こうの製品がはいってくることも

また、24時間耐久サバゲに、これらであえて揃える人はいます

私が見たその方は、確認した範囲で、固形物がカロリーメイト(4本入り1パック)5ケ以上とカップヌードル1ケ、数本のプロティンバー。スティックコーヒーと水を飲んでいたようです。
全体として「軽く小さく」がコンセプトらしく、エアガンも短い電動M4・エアコキのマルゼンCA870のソードオフ・ファーストラインのみにバックアップはガスブロハンドガンと、携行できるマガジンも少ないながら、よく考えられた装備にお見受けしました。BDUは着用せず、24耐と行き帰りが同じほぼ私服のPMC装備風でした。荷物もバックパック一つで全てが徹底的でした
ただ、私から見ると全体的に不足気味で、雨が降らなかったのが幸いであったこと。伏せて匍匐前進などアグレッシブな行動はとれそうにないことでした。帰りの電車で泥だらけだと気を使いそうです。逆に自動車移動ならあり、かもしれません。ビバ縛りプレイ

ディストピア飯的機能性では、ゼリー飲料(エナジージェル)は各種栄養補給だけでなく効能をしぼった「肉体疲労回復薬」といった使い方のものがあります

前回の24耐の状況の記事に書いた「リポビタンゼリー」などもありますね
あの時はごちそうさまでした

あと、これらだけで行くと塩気が足りなさそうです。あえてそこは、100均の小瓶にニガリが入っていない、ただの精製塩を持っていくのが雰囲気があって良いのでしょう

駄菓子

まだ、駄菓子屋があった時代はガラスやプラスチックの瓶に入っていましたが、今はコンビニに売り場が変わったために徹底的に個別包装となりました。個々人の嗜好に合わせて少し持っていくと良い気休めになります
私は、甘いのはタルコフごっこをするため、ヨーグレットやラムネ菓子を持っていったりしました

ラムネは、90%がブドウ糖で出来ています。まえに本屋のレジ先で、「勉強や読書のとき効率良い頭のエネルギー回復にラムネをどうぞ!」とキャンペーンをうっていたことがありました。もちろん筋肉にも効きます

あと、きなこ棒などは小指1本分くらいで1本あたり約88kcalと案外熱量が多いです

煎餅

お米からできますから炭水化物の塊です。甘いも辛いも、固いも柔いもあります。大体が個別包装してあるので便利です。そして24耐では柿の種を持ち込む人が多いです。量の多いお徳用を購入した場合、500MLペットボトルやナルゲンボトルに入れると持ち運びしやすいです

登山の行動食で良く選ばれ、また味の種類も多くて食べきり用の小袋で売られています。私は甘くて酸っぱい「梅ざらめ味」がお気に入りです

また、濡れ煎餅、歌舞伎揚げと普通の煎餅も塩辛く甘辛く、多種多様で個別包装です。少ない休憩中でも、なじみの味は食べるとホッとします
そして、歯ごたえのあること! 24耐は柔らかいものばかり食べがちなので、とても重要な食品だと勝手ながら考えています

ドライフルーツとナッツ

こちらも山登り等の行動食として用いられます。それぞれ大きさの割に熱量が多く、入手もしやすいです。私はどちらも好きなのでコンビニで売られている小袋のナッツ&フルーツを持ち込みます。意外に各メーカーごとにナッツやドライフルーツの種類と量に違いがあります

他でも書きましたが、カロリー制限のみのダイエットをしています。レコーディングダイエットという摂取カロリーをメモするのをやっていますが、上記に書いていった日常の間食などは目の玉が飛び出ますね
ですが、見方を変えると、普段カロリー制限してるが、24時間耐久サバゲの時だけ好きな物をたっぷりと食べられるとすれば、楽しみがまた一つ増えました

あぁ、早く治して24耐サバゲがしたひ···


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