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ASD バッグの中身は頭の中と同じ?

発達障害の女の子のお母さんです。

娘はバッグの中身を帰宅すると、必ず全部取り出します。
その日持ち歩いたバッグ、お財布、療育手帳、ハンカチ、、全て取り出して所定の位置に。
几帳面なのか、こだわりなのか。
それとも私がしているのを見て、同じになったのかな。

出かける前は、行き先によって荷物も多少違うので、入れたいものが入るバッグを選んでいます。

ところが、肝心なものが入ってない時も多い。
病院なのに診察券を入れ忘れた、
本屋さんに行くのにお財布が入ってない、、
それなのに、
相棒のマスコットが入っている、、
(病院にはいらないけどお守りがわりだろうから大目に見ることにしています。)

そんな娘を見ていて感じることがあります。
バッグの中身は本質。
頭の中に似てる気がするのです。

パンパンに詰め込むより、スカスカ気味。
言われたものを次々とりあえず入れる、
でも、入れたものが使いこなせない、(予備のティッシュや絆創膏)
入れたいものが入るか心配す、(増えたとき)
蓋やファスナーをきっちり閉めたい、
なんとなく娘の頭の中みたい。

娘のバッグの中身、いつもゆとりありそう。
だから、きっと頭の中も、きっとこれから身につく伸び代がある、そう思いたい!
外出から帰りバッグの中身を出す、これはきっと外の刺激を受けて疲れた頭の中を空っぽにリセットしているのかもしれません。

持ち物には、その人らしさがあります。
小さなものでも、◯◯さんのだとわかるような、その人の一部に感じる時もあります。
こだわって選んだもの、思い入れのあるもの、
その人の分身のような感じです。
整理されていて、大事にしている人は、きっとお部屋もきれいでしょうね。

お母さんもバッグの中、お財布の中、スマホケースの中が整理すると頭の中もクリアになります。
小さなことだけど、大事なことかも。


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