Stop 人災
地域猫活動に携わる方々の熱意や猫を思いやる心にいつも頭が下がりっぱなしです。365日猫の為に。自分を犠牲にしてでも猫の為に。
ボランティアさんが捕まえて施術の為に病院に連れて来てくれる。その過程で怪我を負ってしまうことがあります。捕獲された猫はひとまず逃げようとします(当たり前ですよね。突然閉じ込められるんですから…ごめんね) 逃げられないと早々に悟り諦めて大人しくなる猫もいますが、中には必死で体当たりを繰り返したりガリガリ引っ掻いたりし続ける猫もいます。捕獲器の中で大暴れです。とにかく必死で暴れまくります。怪我したって関係ない!逃げなければ!。。。激突を繰り返し顔面血だらけ。鼻の頭ズル剥け。ガリガリし続け爪から出血。爪が抜けた。などなど ただ幸いなことに表面だけの擦り傷や直ぐに止まった出血は治りが早いです。抜けた爪はまた生えてきます。化膿しないか心配ですが、長時間作用型の抗生剤を使ったり、餌やりさんとの関係が良好な猫は投薬してもらったりして傷が治るのを見守ります。
そんな中、一際酷いのが折りたたみ式の捕獲器の踏み板による怪我です。これは可哀想すぎます。場合によったら骨まで達するくらい深く傷つきます。折りたたみ式の捕獲器の踏み板は鋭利で頑丈です。
この後、閲覧注意画像が続きます
可哀想すぎます。折りたたみ式の捕獲器は使わないで欲しい。何もできない。縫うこともできない。包帯も巻けない。猫を守るための活動が猫に怪我をさせる。あってはならない出来事。洗浄消毒して痛み止めや抗生剤を投薬し、後は猫の回復力にかけるしかない。自然治癒力で傷が塞がることを祈るしかない。
血流が阻害されたら壊死するかもしれない。指1本ならいい方で場合によっては足先ごと取れてしまうかもしれない。感染して敗血症になるかもしれない。歩く度に出血し貧血になるかもしれない、場合によっては失血死するかもしれない。などなど心配は尽きません。ですが、外猫は強い!!ボランティアさんが傷が治るまで手厚く見守ってくれるので、きっと大丈夫。きっと治る。と信じます。