外猫の避妊去勢手術
散文、乱文ですが最後までお読み頂けると幸いです
外猫の避妊去勢手術がなぜ大事なのか
外猫の生活は過酷です。ご飯と安全な寝場所の確保。自分を守る為、日々過ごしています。このため外猫の寿命は飼い猫に比べると非常に短命で10歳まで生きられる子は少数と言われています。飼い猫30歳時代なのに。。。どれだけ過酷かお分かり頂けるでしょうか?
10年足らずの生涯です。生まれてきたのなら生涯を全うして欲しいと強く思います。哀しいかな、人の社会の中で生きる宿命なのか虐待されることもあります。殺処分されることもあります。殺処分を減らしたくて努力されている自治体、ボランティアさんはたくさんいます。実際に殺処分数は減る傾向にあります。私も微力ながら猫の為に尽力したいと思っています。獣医師として猫の為にできること。それは避妊去勢手術です。猫の繁殖力を上回るスピードで手術していけば必ず数を減らすことができます。安全に。早く。そして安価に。この3条件を達成することで可能になります。50年以上、外猫に避妊去勢手術をしている師匠のもと、技術の研鑽を積んでいます。
安全に:これは薬剤の組み合わせ、使い方を熟知することで可能になります。
早く:これは傷口を小さくすることで実現できます。避妊手術の傷口は2cmくらいです。傷口が小さいということは出血も少なく、手術時間も短く、麻酔薬の量も少ないので猫の負担が軽いです。術後の回復は非常に早く、手術当日にご飯を食べられる子が大半です。
安価に:ここが今1番の問題です。私一人の力ではどうにもなりません。手術に使う薬、糸、ガーゼなど消耗品代を用意するだけで精一杯です。誰の所有物でもない。お外にいる猫。この外猫の為に自費で活動しているボランティアさんの負担を軽くする為に、ご支援を募っています。
今、現在、お外にいる外猫の由来はほぼ飼い猫です。避妊去勢していない飼い猫が脱走し、迷子になり、妊娠出産。そして仔猫の遺棄。。。この証拠に最近の外猫は長毛の子が増えています。明らかに日本にはいなかった種(人が持ち込んだ種)の遺伝子がお外の世界で拡がっています。
自治体が助成金を出している地域もありますが、予算の上限に達した年は次の年まで助成金はありません。また、助成金自体がない地域もあります。ボランティアさんの経済的な負担を少しでも軽くする為、手術費用のご支援をよろしくお願い申し上げます。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/457738
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拡散、シェアでのご協力だけでもお願い申し上げます。