☆最近ふと思った事☆
こんにちは、からさくです。
今回のnoteでなにを書こうかなってふと考えてみたときに最近の自分の身の回りで起きた事柄によって『普通』ってなんて素晴らしいことなんだとつくづく思った事を書こうかなと思い書かせて頂きました。
ほんと自分が思った事なんでくだらないですし、ためにもならない話なので読んでいただける方はさらっと読んでみて下さい。
時は20XX年6月10日土曜日に事件は始まる・・・。
その日は朝から自宅の網戸の張替え作業を行っていました。張替え作業は網戸5枚を行い、昼過ぎに張替え用の網がなくなったことで幕を閉じた。
その翌日(日曜日)・・・自分の体に異変が発生した。
両足太ももの異常なまでの筋肉痛に加え股の付け根に異常な張りを覚えたのだ。
普段あまりとらない中腰の姿勢がこんなにも筋肉にダメージを与えるなんて・・・と日々の運動不足を痛感しつつ、太ももの筋肉痛には湿布を貼り、股の付け根に対してはあっているか分からなかったが炎症止めの軟膏を塗って様子を見ることにした。
月曜日、火曜日と時は流れ6月14日水曜日、太ももの筋肉痛は普通に動けるくらいに改善したのだが、なぜか股の付け根の張りは一向に改善せず、改善どころか張りは腫れに代わりますます悪化をたどっているようだった。
なんて言ったって痛い!座るだけで痛い!なんなら排泄後のトイレットペーパーでふくときに指が患部にあたってどうしたらいいか分からないほどだ。
これはどう考えたって筋肉痛ではない!自分では考えつかないほど筋が恐ろしいほどの炎症を起こしているのか、もしくは炎症により膿がたまっているに違いない!!患部を見て早急に対応を考えなくては!
しかしながら体の硬い38歳のおじさんでは自分で股の状態を確認する事なんか出来ない。そもそも痛くて股に負担をかける態勢が出来ない。
恥を忍んで、最愛の奥さんにしっかりと見せたことのない場所を自分で広げ患部がどうなっているかを確認してもらった。
きっとニキビの様に表面の皮膚に白く膿がたまり腫れているだろう!最悪その膿をつついて抜いてしまえばこの苦しみから解放されるだろうと思っていたのだが奥さんからは予想だにしない返答が返ってきた。
「腫れてるみたいだけど、白く膿がたまっている感じではないし、熱を持っているみたいだけど、どうなんだろう?」
この瞬間、この痛みから自力で解放される夢は潰えたのだった・・・。
あ~これはダメだ!医者なのか、医者に行くしかないのか、そもそも股の付け根ってどの分野の医者に行けば良いのよ?整形外科?整形外科でお尻出すの???じゃあ肛門科?肛門じゃないけど???どうしたらいいのよ?
まさに途方に暮れるとはこんな感じなんだなとつくづく思いました。
その日の夜、寝る前に奥さんと症状について携帯で検索し、肛門周囲膿瘍や痔瘻が症状として近いんじゃないの?と奥さんが検索した症状の内容を教えてくれました。
=== 肛門周囲膿瘍 ===
肛門から入って1.5cmくらいの肛門と直腸の境目に、肛門小窩と呼ばれる小さなくぼみが10カ所程度あり、ここから便中の細菌が侵入して化膿したものを肛門周囲膿瘍と言います。
特徴は、化膿が進んで膿がたまるにつれて痛みが徐々に増してくること。
腫れの形は膿のたまる場所や量によって違ってきます。
肛門の表面近くで貯まると、なだらかな山の様な形の腫れが生じ、さわると「ぷくぷく」と、ちょうどゴムボールをへこませるような感じで膿のたまりが判ります。
肛門の深い部分に膿がたまると、表面的にはわからなくても、肛門の奥の方が痛むという症状が出ます。
大量の膿がたまると、高熱が出ることもあります。
肛門周囲膿瘍に、痔の座薬や軟膏を使っても効果はありません。
また、膿がたまってから抗生物質を使っても、あまり効果は期待できません。膿のたまりをなくして感染を終息させるには、切開排膿を行った後、抗生物質の投与が必要です。
=== 痔ろう ===
痔ろうは肛門周囲膿瘍が進行して発症します。
生じた膿は出口を求めて肛門周囲の組織内にトンネル状のろう管をつくりながら進み、最終的に皮膚に出口をつくってそこから膿が排出され、トンネル状の穴であるろう管が残った状態が痔ろうとなります。
このろう管は自然に塞がることがなく、放置していると枝分かれして肛門の機能に悪影響を及ぼすことがあります。また、まれに痔ろうからがんを生じることもあります。
まさに肛門周囲膿瘍が症状としてあてはまりすぎる!
確かに寒気がするのでご飯の前に熱を測ったら発熱していた!!
答えは導き出された!おれは肛門周囲膿瘍だ!!!!
しかしながら一抹の不安が・・・痔ろうにはなっていないのだろうか・・・。
そのあとは病院を探すことになったのだが普段医者に全くいかない自分ではどう探したらいいのか・・・まさに役立たず(笑)
ここでも最近できたばかりで、レビューが良い病院を探してくれる神嫁!まさに女神様!
しかしながら初めての肛門科・・・お医者さん、看護師さんに尻をみせるのか・・・(´・ω・`)!症状の説明には切開排膿なんて書いてあったがどうやるのよ??お尻きるの??どうにか薬で治らないものなのか・・・(;´・ω・)!
そんな期待と不安を抱えロキソニンを飲みつつ訪れた6月17日土曜日。
AM5時からおこなう仕事の面接の為にAM4時に起床!
朝からシャワーを浴び支度をするが、あまりの痛さに面接の為に会社に行くのをやめようかと思う気持ちをぐっと我慢し、何とか面接対応を終え病院へ( ;∀;)。
AM7時!開院前の病院へ一番乗り!だれよりも早く病院へついてやったぜ!
アイアムナンバーワン!と思いつつ開院は8時30分のため車で待機する事に。8時15分頃になると他の受診する方も駐車場へちらほら、せっかくなら一番に病院へ入ろうと車を降りようとしたらがあまりの痛さに出遅れ結局5番目にΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
受付をすませ待つこと数十分!ついに自分の番が!
先生にお尻の状況を確認してもらい、あわよくば投薬で!なんて期待とは裏腹に「すぐに切りましょう!」とのお言葉(´;ω;`)!
予約の患者さんの処置が終わるのを待つこと2時間程度。
処置用のベットに横になり羞恥心に耐えつつ点滴や麻酔を処置してもらいいざ切開へ!※麻酔は結構痛かったです(´;ω;`)!
部分麻酔を行っての処置なのでサクッという感覚はあるものの切られても全然痛みなし!その後に膿を絞り出すために切った周辺の部位を絞られるのですが、まぁ痛いこと(笑)。その後に生理食塩水とかで患部を洗いすすぐ時も負けず劣らずまぁ痛いこと(笑)!!
処置が終わった後に看護師さんから「本当に痛かったですよね、ごめんなさいね」と言われましたが、炎症の痛みから救って頂いたお医者さん、看護師さんには本当に心から感謝しかありませんでしたね。本当に優しいお医者さんと看護師さんでした。
切開した傷口はそのまま膿を出すために縫合せず、月曜日に再度診察に来てくださいとの事。2日間はお風呂には入らないで下さいと言われたんですが、気温が高かったのもあり冷汗に脂汗にいろんな汁でベトベトに(+_+)
まいったなぁと思いつつ自宅に帰り家族に状況報告!
奥さんが用意してくれた円座が泣けるほどお尻に優しい(´;ω;`)!
その後2日間のお風呂はというと・・・!
脱衣所に下半身を置き、風呂場内に上半身を置きの腹ばいになった状態で奥さんに洗ってもらう状態に!本当に感謝感謝( ;∀;)!
6月19日月曜日の再診察の際に膿はだいぶ抜けましたねとのお言葉を頂き、湯舟には入れないがシャワーの許可を頂きました。
ひさびさに自分で入るお風呂は、自分の症状で迷惑をかけてしまった家族や処置をして下さったお医者さんや看護師さんに対する申し訳ない気持ちや感謝の気持ち、普通にお風呂にはいれる幸せな気持ちなどが駆け巡り、言葉では言い表せない気持ちになりました。
ちなみに6月23日金曜日までの術後8日間は、切った部位にウォシュレットの水がかかると痛いし、膿や組織液が垂れ流しの為ナプキンをあてて過ごす日々でした。
ちなみに知人から紙おむつをもらったのでせっかくなのではいてみました(笑)。いいものですよ(笑)。
6月27日火曜日現在、ウォシュレットを使っても全然痛くないですし、ナプキンもあてていませんが、切開した傷口はまだあいたままになっているので少しドキドキします(笑)。次は1か月後の検診で問題がないことを祈るばかりです。
最後となりますが、冒頭でも書きました普段自分が行えている事柄が普通にできる事はどんなに幸せなことなのか・・・
気兼ねなく椅子に座る、お風呂に入る、排泄を行える、ウォシュレットを使用する、お尻をふける。
『普通』ってなんて素晴らしいことなんだとつくづく思った他愛もない話でした。
みなさんお尻に異常を感じたら恥ずかしがらずにすぐにお医者さんへ受診する事をお勧めします!