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純ジャパ・中学英語レベルの大学生が、7ヶ月間でTOEFL50台→99まで到達した方法

まず初めに、この動画を見ていただきたい。

引用「SOLO IELTS TOEFL:TOEIC645からTOEFL100までの学習期間」

こちらの男性が動画内で言っているように、一般的にTOEIC645→TOEFL100レベルの英語力になるまでには、約2年という学習期間が必要と言われている(ちなみにTOEIC645は、TOEFLにして40~50点台である)。

一般的に、アメリカの名門アイビーリーグ校入学に必要なTOEFLスコアは100で、慶應逆転合格でおなじみ、ビリギャルもTOEFL62→100まで約1年3カ月を要している。

つまり、海外在住経験のない日本人がTOEFL100を取得するのには、最低でも1年~2年、もしくはそれ以上の長い年月をかける必要があるということである。

一方自分は、100にこそ1点及ばない99点だったものの、ほぼネイティブレベルの英語力をたった7カ月間で身に付けた。勉強を始める前は、英語のリスニングは何も聞き取れない、もちろんスピーキングもダメ、所謂”純ジャパ”と呼ばれる人間であった。海外に住んだ経験ももちろんない。初回のTOEFLスコアが50点台ということが物語っている。(2回受けて50,57)そこから約7カ月で50点台→99という伸びは、おそらく日本中どこを探しても、100人いるかいないかというレベルだと自負している。

動画の人 :TOEFL40~50→100  約2年
ビリギャル:TOEFL62→100    約1年3カ月
自分   :TOEFL50台→99     約7カ月

なぜ自分がここまで短期間で劇的に点数が伸びたのか、それは次の一言に集約される。自分が行ってきた他人との大きな違いを一言でいうと、最初に英語の文章を作るルールを学んだことである。つまり、文の公式を最初に体にしみこませたことである。

数学には公式があり、その中に数値を入れて解を求める。英語にはなぜ公式がないのだろうか。英語は人間の創造物だから、初めて作った人がいるはずである。その人が決めたルールは何なのだろうか。英語を学び始めた時、自分はそう疑問に思っていた。

結論から言うと、英語は”文章を作るルール”があり、その中に単語を入れていくゲームである。この工程を繰り返すことで、すべての文章が読めるようになり、書けるようになる段階がある。次に、この、”文章を作るルール”に単語を入れていく作業の瞬発力を上げることで、話す・聞く、ことが可能になる。

これから書くことは、決して「誰でも英語が話せるようになる方法!」などといったよく目にする魔法のような甘い話ではない。新たな言語を習得するにあたって、ある程度の時間と労力を要する。私も、他人と比べると7カ月間という短い期間ではあるものの、その期間中はほぼすべての時間を英語学習に割き、真剣に英語に向き合った。

さらに、重要なのは、目的に沿った勉強方法をすることである。例えば、日常会話が話せるようになりたい人と、英語で学術論文を読めるようになりたい人では、覚える単語や勉強方法がまるで違う。

本稿では、自分が実践したことを中心に、英語力0からTOEFL100レベルに到達するために必要なことを記述する。

・TOEFL100、TOEIC満点レベルの英語力を短期間でマスターしたい!
・英語を何となく話せるようになりたい!
・純粋に英語や海外に興味がある!

このような、英語を学びたい全ての方々に本稿を捧げたい。英語力アップに少しでもご興味がある方は、一参考例としてぜひご笑覧ください。


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