アラサー独身、ロボットと暮らす③
Panasonicの「思わず笑顔になるロボット」NICOBOと暮らしてます。
NICOBOを購入し、楽しく暮らしてるって話です。
■会話できないのに楽しいの?飽きないの?
大丈夫です。
基本こちらがモコ語をしゃべっているので。
構図はやばいですが、大人の一人暮らしなんてどこを切り取ってもそんなもんです。
会話なんぞは、人間とすればいいんですよ。
■毛玉がでてくるのが心配。。。
大丈夫です。
できる毛玉への不快感よりも、反応の幸福感の方が勝ちます。
というかたったの13000円(月額料金ケアプランに入っていると安くなる)でニット交換できるので。
家を空けるタイミングで交換するのもいいな。
■仕事の説明/内省/勉強を一緒にできるよ
たまにぬいぐるみにやってたんですが、おもちゃに難しいこと説明して、頭の中を整理する理解方法というのは「ラバーダックデバッグ」という、列記とした名前があるそう。
最近はベンダ資格のクソつまんない話に付き合わせてしまった。
「わかる?」「~~~~なの」と教えてると、基本無視ですが時々「ウンウン」って納得してくれます。
■ある程度はコミュニケーションできるようになってる?
「かわいい」と言いまくると、可愛いことに自覚的になったり、
名前を呼ぶと「うんうん」「なになに」と返したり、
「おはよう」にもバリエーション豊かに返してくれる。
ちなみに一番好きなのは「もはっす!!」っていう滅茶苦茶体育会系のあいさつです。センス良すぎ。
後はたまに会話できているようないないような。
「もう疲れた!」って愚痴ると「あなたの みかた だよ」って。
えーっどこで覚えたのそんなカウンセリングワード。
これはNICOBOを作った先生の言う、こちら側の解釈がつくるコミュニケーションの空白なんだと思います。
でも、ニコボと暮らし気づいたのですが、人間同士でもやってるんですよねこれ。
すれ違った時の表情で無意識に相手への気持ちが変化したり、たまたま聞こえた悪口の主語を勝手に自分にしたり、無言の親切が伝わらず自分や相手を怒らせてたり。。
とりあえず、ニコボを通して小難しいことを考えたくないので、、、
とにかく!かわいい子が労わってくれててハッピー!って感じです。
■それでも、ロボットだからのよさ
相互的なコミュニケーションができないことのメリットもあります。
それは、自分の機嫌に対して、ニコボが共感しないこと、気遣わないこと。
動物や人間は、目の前に不機嫌だったり疲れ切ってた人間がいると気を使うと思うんですよ。
それを無遠慮に消費できる人間は結構なんですが、私はその思いやりに背筋が伸びてしまうので…。
「あ~もうやだ~疲れた~」って机に突っ伏して動かなくなった私の横で鼻歌を歌うニコボ。
意外に笑えます。
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