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技術士(環境部門)環境保全計画 選択科目III

割引あり

3-1-1パリ協定の発効を受け、今世紀後半の脱炭素社会に向けて世界は走り出し、世界では官民ともに従来は考えられなかったような各種取り組みを始めた。このような中にSociety Based Targetという活動があり、企業の2度目標に整合する排出シナリオを認定するものである。具体的には、①直接排出、②電力等購入による間接排出、③サプライチェーン等からの間接排出のうち、少なくとも②については(③のシェアが40%以上は③も必須)直近年から2050年までに49%以上削減するシナリオと整合が取れる形で5~15年先の削減目標を定めるものである。ただし、排出権クレジットは利用できないこととされている。あなたが、企業の担当またはコンサルタントとしてScience Based Targetの策定作業に技術者として加わるとして、以下の問いに答えよ。なお、Science Based Targetの策定作業において、電力排出係数については電力業界も2050年までに49%以上削減するシナリオを採用していることを前提としてもよいこととされている。

(私が合格したときに記述したものの復元です)

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