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ポーランド旅行⑥ クラクフ(シンドラーの工場)


アウシュヴィッツビルケナウ博物館から帰ってきて、バルバカン、フロリアンスカ門、フロリアンスカ通り、ヴァヴェル城を観光しました。

クラクフの観光地は歩いて行けるところがほとんどです。
風情ある古い街並みがとても心地よく、日本では見かけない可愛らしい建物を眺めながら歩くのが楽しかったです。やはり異文化に触れるというのはいいものですね。

全て終わって振り返ってみると今回訪れた街の中で、特に気に入った街を挙げるとするならば、それはクラクフだと思います。
世界的に有名な観光地ではないので、人も多くなく、治安も良くのんびりとした雰囲気で、しばらく住みたいな、と思うような居心地の良さがありました。

ピエロギ


夕食は、ずっと食べてみたかったピエロギを食べました。餃子のような食べ物で美味しかったです。その他のものも日本人でも食べやすい味付けで、とても気に入りました。

フォルムが可愛い

トラム

さて、クラクフ2日目のメインはスピルバーグ監督の映画 「シンドラーのリスト」で有名となった「旧オスカーシンドラーのホーロー工場」の見学です。
ここは少し離れた場所にあるのでトラムに乗って移動します。

トラムのチケット

トラムの駅に券売機があるので、乗車前にチケットを買いました。20分以内で着く場所なので20分チケットを4ズロチで購入。
乗車後トラム内にある刻印機に、この三角の部分を差し込み刻印します。
※チケットはトラムの中でも購入できますが、翌日以降、トラムの中で購入しようとした際、クレジットカードが使えず小銭しか入らないようだったので焦りました。

滞在中に乗車チケットを誰かに確認されたことは一度もありませんでした。ガイドさんに教えてもらったところによると、確認されるのは2、3ヶ月に1回くらいの頻度なので無賃乗車をしている人もいるということでした。確認されるタイミングでチケット提示できない場合は罰金となりますが、その時に罰金を支払った方が安いという考えのようです。

旧シンドラーのホーロー工場

工場の外観

工場に到着しました。
この写真の場所は、映画の中ではある女性がユダヤ人である両親をここで働かせて欲しいとお願いし、シンドラーも一度は断ったものの最終的には受け入れ、工場に入っていく両親を外から見守っていたシーンの、あの場所です。
映画で見たあの場所であり、シンドラーやシンドラーに救われた沢山のユダヤ人の方々が実際に生きていた場所でもあります。
そんな場所に自分が立っているのはとても不思議な感覚でした。

階段

ここも映画で使われていた階段です。

それほど広くない場所でしたが内容は結構ボリュームがあり、一つ一つしっかり見て回ると時間がかかると思います。
映画の中だと、SS隊員のアーモンゲートが印象的です。(悪い意味で)
シンドラーの言葉ですぐにあそこまで変われる人間が元々からあんなに悪い人間だったとは思えません。普通の人間をそんな風に変えてしまうナチスの支配とは恐ろしいと思いました。

シンドラーのリスト ロケ地

シンドラーの工場を出たら、ガジミエシュ地区に向かいます。
ここは映画「シンドラーのリスト」のロケ地となった場所があり、おしゃれなカフェや古着屋さんなど、若者向けのお店も沢山あるので観光するのにも楽しいです。

ロケ地の入り口
映画に出てくるところ
こちらも映画で使われた階段

ここはあの有名なシーンで使われた場所ですね(分かる人には分かる)

この周りのカフェや服屋さんも巡りました。

そしてこの日もピエロギを食べて1日を終えました。

2種類のピエロギ

次の日は朝からワルシャワへ出発です。

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